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公開日:2022.06.13 最終更新日:2022.07.11

【成功事例5選】不動産業界とSNS運用の相性は?メリットとデメリットを踏まえて解説!

不動産業界でSNS運用って効果あるん?今更やっても遅いんじゃない?
→今からでも戦略立ててSNS運用を行えば、キラキラとした魅力的なSNSを作ることができ、ブランディングにつなげることが可能です!

こんにちは!
株式会社アド・コミュニケーションズ、SNS運用担当の松岡です。

普段は個人事業主として、企業様向けに「SNS運用代行・コンサルティング」を行っています。
そんな経験から、SNSの運用担当としてアドコミに入社させていただきました。

今回は、「不動産業界でSNS運用を行うメリットとデメリット」を紹介した上で、実際に成功している事例を詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読んでいただければ、SNS運用のメリットや注意点・なんとなくの運用では効果が出ない理由が明確となります。

戦略なしのSNS運用をやめて、SNSを活用した競合を一歩出し抜くための自社メディアを立ち上げましょう。

SNSってそもそもなんなの?

「集客力・影響力がすごい、ブランディングになる、最近流行っている」そんな言葉を聞いて、

なんとなくでSNS運用していませんか?

この言葉を聞くとギクッと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

現状のアカウントに問題を感じている方、これからSNS運用をしたい方が、この記事を読んでくださっていると思いますが、目的が明確でないSNS運用は時間の無駄となってしまう危険性が高いということを漠然と頭の中で意識してもらえると、この後の内容が役に立ちます。

話は戻りますが、SNS運用で一番ありがちな、やってはいけないことは「何の戦略もない運用です。
つまり、流行に乗って、なんとなくやってしまうSNS運用は何の意味もなく、時間を無駄にしてしまう可能性があるのです。

目的も戦略もなく、成功するのはほんの一握りのセンスのある方のみです。

どんなビジネスにおいても競合との優位点を自己分析をし、明確にしてから営業活動を行う必要があるのと同じで、SNSも優位点や視聴者の求めるものを理解できなければ、ただの自己満足にすぎないのです。

既に人気のSNSアカウントが乱立している現代ですが、不動産業界においては、まだまだ活発に活用されている状況ではありません。

しっかりと知識を身につけ「SNS・利用者の求めるもの」を理解できれば、今からでも企業の名前を一気に有名にさせるチャンスはあります。

今回の記事は時間を無駄にしない有意義なSNS運用をサポートするために執筆しています。

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SNSとは

コロナ化において一気に注目度の上がったSNSですが、実際SNSとは何者なの?と思う方も多いはず。

S = Social
N = Networking
S = Service

SNSとは「Social Networking Service」の頭文字を略した総称で、直訳すれば「社会的なネットワークを築くためのサービス」です。

個人がこのSNSを利用する目的は「娯楽・余興・友達探し」です。
・自身の暮らしの様子を共有し、趣味の合う人を見つける
・動画や写真を共有し承認欲求を満たす
・誰かの投稿を暇つぶしに楽しむ
・自分の意見を明言し、議論の場にする

主な目的は上記のとおりです。
自身は積極的に投稿はしないが「他人の投稿を楽しむタイプ・自身の発信したい情報や日常を投稿するタイプ」の人が存在します。

つまるところ「社会的なネットワーク」とは、人と人をつないで楽しみを共有することを意味します。

現代において企業のSNS参入も多くみられますが、企業も明確な目的をもって参入します。
・商品やサービスのPR
・採用
・消費者との交流
・消費者の感想のフィードバック
・最新情報の共有

コロナでのおうち時間の増加に伴って、オフラインで仕事を行っていた企業がオンラインで行動せざるを得なくなり、上記のような目標をもってSNSに参入しています。

娯楽・友達を求めるSNS利用者・商品を売りたい企業
企業は戦略として上記のSNSの常識を理解してSNS運用をしていく必要があるのです。

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SNSの目的

次は少し視点を変えてSNSの制作会社がSNSを提供する目的を考えてみましょう。
制作者側の意見をしっかりと汲み取れていないと成功することはまず不可能に近いです。

SNSの大きな目的は
大好きな人と大好きなもの・事を共有して楽しみや気づきを提供すること」です。

詳しくは後述しますが、SNSを制作した会社の目的は、「趣味の合う利用者同士をつなげてあげること」が根底の想いとして存在します。

つまりSNSは’マッチングアプリ‘です。
聞こえは悪いですが、「趣味の合う友達を探す・商品を販売したい企業と、消費者をつなげる」という立ち位置を担っているので、あながち表現としては間違いではないと思っています。

SNS運営会社のマネタイズ方法

では、なぜSNSの制作会社は「趣味の合う利用者同士」をつなげたいと考えているのでしょうか。

それはSNS運用会社のマネタイズの仕組みを深堀すれば明確になります。

利用者にとっては’無料の娯楽ツール’として最高の時間つぶしになるSNSですが、その空間を提供する制作会社はどこにメリットがるのでしょうか。

やはり「お金(利益)が発生するから」です。
SNSは利用者数の多さを利用して、商品・サービスをPRしたい企業から広告出稿を募って利益を生んでいます。

つまり制作会社からすると「少しでも多くの人に、少しでも長くSNS上に滞在してほしい」と思っているわけです。
SNSの利用者数自体が増えれば広告が届く母数が増え、SNSを何時間も利用する人がいれば広告の露出機会が増えます。

それがゆえに利用者の好きなものや事柄を、’より好みそうな人へ’届け、サイト自体の滞在時間を増加させることを目的としています。

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SNSが投稿者に求めるものとは

ここまでで、ある程度SNSの求めるものは理解いただけましたでしょうか?
改めて整理すると制作会社は「利用者の増加とその滞在時間の向上」を求めています。

つまり各種SNSのアルゴリズムでは「ほかの投稿と比べてクリックされやすい・より長時間視聴される」ような投稿を優遇する傾向にあります。

投稿者はこれを理解し投稿の制作を行う必要があるのです。
これが何の目的も戦略もなしにSNS運用を行っても成功する可能性が低いという根拠です。

自身の投稿へ限りなく利用者を引き込むことを意識した投稿の制作を心がける必要があります。

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不動産業界でもSNSの運用って役に立つ?

後述させていただきますが、不動産業界でも実際にSNSが活用されている事例は複数存在します。

うまく企業の理念や、住宅のイチオシポイント等をアピールすることができれば、フォロワーの増加はもちろんのこと、来場予約や問い合わせの増加につながるケースは少なくないです。

また、対象となるZ世代や、マイホーム購入世帯のSNS利用率が非常に高いこともあり、今やマイホームを購入する際に、SNSがきっかけとなることもざらにあります。

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不動産業界でSNSを運用するメリット

次に不動産業界でSNSを利用するメリットについてお話させていただきます。
言わずもがな広告費の削減にはなりますが、実際SNSを運用する労働力や人件費を考えると費用対効果が釣り合わないイメージもあるかと思います。

しかし、SNSを運用することは広告費の削減以外にも多数のメリットがあり、十分にかけた費用分の恩恵を得ることは可能です。

この章ではそのメリットについてお伝えさせていただきます。

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広告費の削減

自社のメディアとしてSNSを保有することで広告費の削減につながります。
運用に関する費用は必要となりますが、広告出稿と比較すると、比較的安い金額で収めることが可能です。

また、継続して実施していくことでフォロワーのナーチャリングも併せて行うことが可能であり、広告出稿をするよりも費用対効果が上がる可能性も十分にあります。

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潜在顧客のナーチャリング(教育)

投稿に対して興味を持ち、フォロワーとなってくれた顧客に対し、自発的にいつでも行動を起こせることも大きなメリットです。

・通常投稿でキャンペーン
・ストーリーズで意見を募る
・リールで興味付ける
・DMで顧客の感想を聞く

上記のように運営者側からアクションをとることにより、潜在顧客に「家に悩んだときはここに相談」という信頼関係が出来上がります。

ナーチャリング(既存顧客の教育)があるかないかでは成約や来場予約につながる可能性が大きく変化するので重要な項目です。

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ブランディングによる地位の確立

ナーチャリングが進むと同時に、ブランディングにつなげることも可能です。
顧客の数が増えれば増えるほど「〇〇といえば〇〇会社さん」のような形で知名度が向上します。

それによりマイホーム購入世代が注目するSNSの中で話題性を呼び、問い合わせにつなげることが可能になります。

不動産業界でSNSを運用するデメリット

SNSを運用するメリットは主にPRしたい項目を自社のタイミングで好きな見せ方で行うことができる点です。
しかし、いいことばかりではなくデメリットも存在します。

しっかりとデメリットの部分まで理解したうえで、SNSの運用に踏み切ることをお勧めします。

成果が出るまでに時間がかかる

SNSの運用は通常6ヵ月~24ヵ月程度の期間を要して効果が出るようになってきます。
広告の運用に対して期間を要することがデメリットの1つとして挙げられます。

中長期的な視点でじっくりと育てていく観点では向いていますが、少しでも成果を早く出したいという希望を叶えることが難しいのがSNSの特徴です。

広告運用やインフルエンサー施策を合わせて実施することでこの問題は解消することは可能ではありますが、追加の費用やノウハウが必要となるため、知見のないまま実行することはお勧めしません。

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工数がかかる

投稿の作成や、アカウントの運用には思っているよりも多くの工数を必要とします。
一例をあげると下記のような業務があります。

・投稿(フィード、リール、ストーリーズ)
・投稿の精査
・投稿の分析と改善
・投稿台本の作成
・ハッシュタグの選定
・キャプションの作成
・プロフィールの分析
・投稿時間の分析
・リーチ数やフォロー率の分析
・戦略設計
・競合分析

上記の項目を行う必要があります。
加えてデータを分析し、投稿の最適化を行っていくことができなければ大きな成果を上げることは難しいです。

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不動産業界のSNS活用事例5選(instagram編)

今回は不動産業界と相性がよいSNSとしておすすめしているInstagramの成功事例をご紹介させていただきます。

Instagramをお勧めする理由は下記のとおりです。
・動画、画像、リアルタイム機能のバランスが良い
・投稿作成の工数が比較的少ない
・工数に対して結果が出やすい
・SNS成長率で上位

上記からInstagramに興味を持っている方に向けて成功事例をまとめさせて頂きます。

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①リノベーションサービス DIYer(s)

アカウントURL:https://www.instagram.com/diyersjapan/

家選びや家の造りについて不動産業界としての知見を含めて紹介するアカウント。
投稿の編集技術が高くぱっと目に付く投稿を作ることがうまく、かつ内容が魅力的なので反響を呼びやすい印象がある。
文字の活用がうまく文字メインの投稿のバックに綺麗な家の様子が映っているため、反響を呼んでいる。

②Woman.CHINTAI

アカウントURL:https://www.instagram.com/woman.chintai/

ペルソナをしっかりとターゲティングし、投稿制作が行われているアカウント。
女性をターゲットにし、実際に住むことをイメージしやすいように女性のキャラデザインを採用しているのがポイント。

③エイトデザイン

アカウントURL:https://www.instagram.com/eightdesign/

家の雰囲気やおしゃれな家具の紹介、家の一押しポイントをうまく投稿にまとめたアカウント。
一言で「企業の理念や想いが伝わる投稿制作」が魅力的。

④インテリアショップとつくる家 ZEST

アカウントURL:https://www.instagram.com/zest_design_house/

建てた家のお洒落な一部分を切り取った投稿をするアカウント。
女性が好むようなお洒落さがあり、実際に住んでみたいと思わせる魅力がある。

⑤D’S STYLE / ディーズスタイル

アカウントURL:https://www.instagram.com/dsstyle/

綺麗な家の様子と同時に人物も映しているアカウント。
楽しそうに遊んでいる様子が含まれており、楽しい雰囲気が想像しやすくなっているのが魅力的。

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まとめ:不動産業界におけるSNS運用のメリット・デメリット

不動産業界におけるSNSのメリットとデメリット、活用事例を紹介させていただきました。

うまくSNSを活用することができれば、
・商品やサービスの販売
・顧客のナーチャリング(教育)
・自社の採用活動
などにつなげることもでき、有効的に活用できるメディアとなります。

弊社ではSNSに関するご相談や、運用代行・コンサルティングのサービスも提供しておりますのでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

不動産業界の集客に関するお悩みはアドランスで解決!

アドコミでは不動産業専門マーケティングDX支援メディア「Adrans:アドランス」を立ち上げております。

不動産業界のDX化の遅れを問題視し、それをサポートするためのサイトとして新規事業がスタートしました。

SNSに関する悩みだけでなく、不動産の広告代理店として様々な手法で販売のサポートを行うことが可能です。

気になる点があればお気軽にご相談ください。

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