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広告

公開日:2022.09.16 最終更新日:2022.09.15

イラストによるデザイン効果〜目を引く!マンガ広告で差をつけろ!編〜

ご無沙汰しております、CRの山口です!

皆さん、今年のお盆はいかが過ごされましたか?
私は今回も帰省を自粛し、外出も控えたためほぼ自宅で時間を持て余しておりました。
立て続けに長期休暇が無駄になっていてやるせないです…
早く何の気兼ねもなく帰省したり出掛けられる日々に戻ってほしいですね。

さて、皆さんは不動産広告において重要なこととは何だとお考えでしょうか。

やはり格好良いデザイン?それとも心奪われるキャッチコピー?はたまた魅力的な施工例?
もちろんそれらも大切ではありますが、まず重要なのは「興味を持って」「見てもらう」ことです。
これは不動産広告に限ったことではなく、広告の第一歩は全てそこにあります。
どんなに素敵な商品であっても、どんなに格好良いデザインであっても、
エンドユーザーに見てもらえなければ何も始まりません。

今回はそんな目を引く広告のおすすめ、「マンガ広告」についてお話しします。

マンガ広告とは

マンガ広告とは、その名の通りマンガを使用した広告のことを指します。
商品そのものをマンガ内で紹介するものもあれば、文章だけでは伝わり辛い説明を
マンガに落とし込んだものなど、見せ方ひとつをとっても様々です。
マンガという媒体自体は子供や若年層のものと思われがちですが、
近年ではその見方が大きく変化しています。
特に日本のマンガ文化は海外などでも高く評価されていて、
マンガそのものの価値が見直されていると言えるでしょう。

娯楽イメージの強いマンガですが、逆にそれが強みになるんです。

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マンガ広告の効果

まず、現在社会問題のひとつとされるほどに活字離れが拡大傾向にあります。
これは単純に紙媒体での活字だけを指すわけではなく、WEB上でも同じく
文章を読ませることが困難となっています。
一般的にブラウザ上で長文を読むと目が滑りやすいため、
そもそもWEB自体が長文を読ませることには不向きです。
活字が好きな方であれば問題ないかもしれませんが、記載しなくてはいけない項目が多く
概要や細かな注釈も多い不動産広告は読む気が失せてしまうのでは?
そう考えれば、不動産広告の効果が上がりにくいのも頷けますよね。
また、単純に効率よく・端的に知りたい情報を得たい方も多いでしょう。

そこで「マンガ」が威力を発揮します。

例えば、本や新聞を読まない方でも、雑誌や新聞の隅に掲載されている4コママンガや
コラムマンガはついつい読んでしまった、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ネットサーフィン中にバナーで表示される広告マンガが気になって
クリックしてしまったこともあるかも…
つまり、「マンガを読みたい」という明確な目的がなくても目につけば無意識下で読んでしまうということです。
これは、マンガの大きな特徴の一つでもあります。
イラストと短いテキスト(セリフ)で構成されているマンガは、
いざ文字を読もうと意気込まなくても目に止まりやすいんです。
いかにも広告であると思わせるデザインより、「娯楽」のイメージが強いマンガの場合は読むハードルが
格段に下がるんですね。
これは「見てもらう」ことが最重要である広告として、とても優秀です!
マンガは短時間で概念を理解してもらえるため、時間がない方が情報を得る手段としてもぴったりですし、
ちょっとした隙間時間を持て余している方の暇つぶしとしても目にしていただきやすいんです。

マンガは、文字を読ませる流入口として最適なんです。

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不動産業界におけるマンガ広告

では、不動産広告でマンガを活用するには?

活用方法

以前の投稿(「イラストによるデザイン効果〜訴求力UP!こだわりでよりわかりやすく!編〜」)でも
触れましたが、イラストによる広告効果は非常に高いです。
中でもマンガは、
絵とセリフで表現しなくてはいけない=少ない文字量で的確に情報を伝える
といった手法に特化しているため、
広告面という限られたスペースの中で説明する場合に非常に効果的といえます。

難しい内容であっても、登場人物に投影させて感情移入させたり、
反対に客観的な立場で物事を見ることができるため読み手に内容が入りやすいです。
特に、不動産は人生で一番高額な買い物といわれているほど金額が大きいため、
どこか敷居が高そうだったり難しそうでなかなかとっつきにいと思われる方も多いでしょう。
そういった方へのアプローチとしても、不動産とマンガ広告はとても相性が良いといえますね。

見せ方

不動産広告の場合、実際の写真やパースなどがメインコンテンツとなります。
ほかにも金額や概要、細かな注釈などしっかりと記載しなければいけない項目も多いですよね。
ですので実際の物件などの商品をマンガにする、というわけではなく、
その他の補足部分や説明部分をマンガで見せるのがおすすめです。
アイキャッチ効果を狙った4コママンガや1ページマンガのような、
コンパクトで要所を抑えたものが効果的
でしょう。

また、リアルさを求められるからこそ写真だけでは伝えきれない部分もあります。
建物の構造やポイント面を写真だでけ伝えるのは難しいですよね。
今ではVRの普及などで以前より解像度が上がりやすくはなってはいますが、
やはりわかりづらい部分が多くあるのが現状です。
そこで、イラストやマンガで表現することで写真よりわかりやすくなるんです。
身近なものでいえば、「図解」がまさしくそれですね。
イラストに違和感なくテキストを載せられるマンガは図解の究極版といえます。

特にマンガ広告をおすすめできる媒体としては、
アイキャッチ効果が狙えるため、流し見されやすいDMは効果を得られやすいでしょう。
また、つい目をとめてしまう強みを活かしSNSのインプレッションを増やしたいときにもおすすめです。

注意点

多くのメリットがある広告のマンガ活用ですが、当然デメリットもあります。
まずは「情報量に制限がある」点です。
限られたスペース、特にコマ割りマンガの場合は1コマに文字やセリフを詰め込みすぎると
圧迫感が出て読みづらくなってしまい、
端的に概念を理解してもらえる特性を持ったマンガの意義を殺してしまいます。
また、見てもらいやすいことが最大の利点と言えるマンガ広告ですが、
逆を言えば、とっつきやすくなりすぎて安っぽくなってしまわないよう、
マンガにする題材や内容の見極めに注意しましょう。

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マンガ広告の種類

マンガを使用した広告は多種多様ですが、
今回は紙媒体以外に絞った上で<マンガLP><マンガ動画>の2つをご紹介しようと思います。

マンガLP

訪問者のアクション誘導に特化したLPサイトでは、最初のつかみが大切です。
いかにインパクトのあるファーストビューで訪問者の心を掴むかが鍵となります。
そこで、ファーストビューにマンガを差し込むことでインパクトを与え、
より関心を持たせることができます。
WEBという非対面だからこそ、ライトな入り口を設けて訪問者を引き込むことが狙いです。

ちなみに、WEB上では縦スクロールマンガが主流です。
LPの特性に沿って、縦長に伸ばしていくと違和感なく読めます。
この場合、あまり横にコマを展開せず、1コマずつ縦積みにする方法があります。
一般的な4コママンガの構成をそのまま縦に伸ばしていくイメージですね。

(以前私が出した自己紹介マンガも縦スクロールマンガです)

マンガ動画

キャラクターが動くアニメーション動画とは異なり、静止画を使用するため、
制作に対するコストパフォーマンスに優れています。声やエフェクトが入るのも魅力です。
本格的なアニメーション広告を作るには時間も費用も難しい場合や、
すでにマンガ広告を実施している場合にデータを流用してさらに展開させたいと
お考えの場合はおすすめです。

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マンガ広告でのポイント

最後に、マンガ広告を作成する際のポイントを簡単にご紹介します!

1.内容を詰め込みすぎない

マンガ広告でよくあるのが、何もかもを説明しようと詰め込んだ結果、
文字数(セリフ)が多くなりすぎてしまうこと。
せっかくマンガ広告にしたにも関わらず、文字だらけになってしまっては
意味がありません。
伝えたいことをしぼり、要所を簡潔かつ適格に発信することが重要です。
「まず興味を持ってもらう」ことを大前提としているので、
全てを説明する必要はないんです。
また、かしこまった文体よりは多少くだけた雰囲気の口語の方が
より気軽に見てもらえます。

余談ではありますが、文字が多いマンガがないというわけではありません。
例えばセリフが重要となる推理マンガやミステリーマンガに関しては
文字が多くても気になりませにょね。
淡々と犯人を詰問したり、事件の状況を説明したりと、文章量の多さが
キモになってくるからです。
ですがこれはかなり特例なので、やはりマンガ広告では
マンガの良さを活かして簡潔にまとめることをオススメします。

2.起承転結を意識する

ただ登場人物がセリフで内容を説明するだけではマンガといえません。
特に起承転結の「結」にあたる「オチ」が大切です。
オチをつけることで理解が深まるため、最後に少しクスッと笑えるものだったり、
感心させられるものなど読み手に有益になるオチを意識しましょう。

3.媒体によって使い分ける

同じ内容でも媒体によってマンガの構成(読ませ方)が異なります。
チラシなどの紙による広告の場合は通常の体裁ですが、
WEBの場合は縦スクロールマンガが主流です。
ここで注意が必要なのが、「コマ・セリフの流れ」です。
媒体によってはセリフの入れ方や読ませ方の流れが反対になることもあります。
さらに、1Pマンガ・長編マンガ・WEBなど、構成によってもコマの割り方や見せ方が
かなり変わるため、紙媒体からWEBへ、などデータを流用する際は修正が必要となり、
別途時間とコストがかかるので注意が必要です。

少し詳しく説明しましょう。

一般的に横書きテキストであるチラシやパンフレットなどの広告は、
基本「左上から右下」に向かって読ませます
このためページものの場合の綴じ方は「左に向かって開く(左綴じ)」となります。
それに対し、通常のマンガ冊子などはセリフを縦書きにしているので
「右上から右下」
に向かって読ませます。
ファッション誌などもテキストを縦に読ませるため、
ページものの場合「右に向かって開く(右綴じ)」となります。

そうです、広告と通常のマンガとでは読ませ方が真逆なんです!

つまり、チラシ等の広告に通常のマンガを差し込むと流れがおかしくなってしまうため、
マンガの描き方自体を変える必要があるんです。
わかりやすい例としては、「アメリカンコミック」と称される海外のマンガです。
テキストがアルファベット表記のため左綴じのマンガになりますよね。

【チラシ等の広告(横書き)の場合】
左上から右下へ向かって進行します。

【一般的なマンガ(縦書き)の場合】
右上から左下へ向かって進行します。


流れが真逆になっていることがわかりますね。
フキダシやセリフはもちろん、オノマトペなどの効果部分も細かく変更が
必要になります。

せっかく目に留まりやすいマンガ広告を用いたにも関わらず、
読み手に違和感を与えてしまうと読む気が失せてしまいます。
ちょっとしたことに思えるかもしれませんが、抑えておきましょう。

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■例とまとめ

注意するポイントを踏まえたうえで、例として弊社の紹介マンガを作成してみました!
WEBに適した縦スクロールマンガにて作成しています。

まず、弊社WEBサイトでのサービス紹介ページはこのようになっています。

こちらをマンガにすると…

いかがでしょうか?
「なんでもお任せください!」がモットーの弊社ですが、その部分をしっかり伝えたうえで、
親しみやすさを感じていただけるのではないでしょうか?
手前味噌ではありますが…
「なんか細かいことはよくわからんけど、色々やってくれるんやなぁ」とだけ
感じていただけていれば嬉しいです。笑

このように、マンガを用いた広告を活用して他社との差別化をはかってみたいとお考えの方、
弊社では、PRの手法はもちろんマンガのネーム(構想)からご提案させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください♪

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