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公開日:2020.09.07 

中国の電子決済ってどんな種類があるの?

こんにちは。アシスタントの西口です。
依然としてコロナが収束する気配はありませんが、何となく「ニューノーマル」な生活スタイルが浸透してきたように感じる今日この頃。
接触を減らす、という意味でクレジットカード、QRコード決済といった電子決済が使えるお店も、今回のコロナ禍でさらに増えたような印象があります。

さて、海外旅行の解禁はまだ先のことになりそうですが、私の方では前回に引き続き中国の電子決済事情についてお伝え出来ればと思います。

目次

■前回の写真に出てきたアイコンを調べてみました。
・その1 屋台にて
・その2 自販機にて
■まとめ

■前回の写真に出てきたアイコンを調べてみました。

今回のメインテーマは、前回の記事(中国のQRコード決済って今どんな感じ?)に掲載した決済用QRの写真に登場したアイコン達について紹介する、ということで、WikipediaやGoogle翻訳等々を駆使して調べてみました。

・その1 屋台にて
まずは西安の回民街(イスラム教徒の方々の屋台が並ぶ場所)で撮影したこの写真から!

QRコードの下にアイコンが4つあります。
左から2つは微信支付(WeChat Pay)と支付宝(Alipay)。こちらは日本でもお馴染みなので割愛し、残りの2つを調べていきます。

左側は美团(Meituan)、右側は大众点评(Dianping)というサービスのようです。
調べてみると決済関係のアプリではなさそう?
Wikipediaによると、

美団点評(びだんてんぴょう、中国語: 美团点评、繁体字: 美團點評、英語: Meituan Dianping)は、中国最大の口コミサイトである。電子商取引プラットフォームを運営し、オンラインとオフラインのレストランや旅行代理店などの事業者と消費者を結び、スマホアプリを通じ、店舗についての口コミを掲載する。
2015年に「美団」と「大衆点評」という2つの企業は合併し、美団点評を設立した。2018年9月に美団点評は香港証券取引所に上場した。

とのことで、2つとも「口コミサイトに載ってるよ!」という意味なのかな?と思いました。QRコードの上には「美团人气商家」とあるので、おそらく「美团で人気のお店です」というアピールなのでしょう。

※確かに、美味しかったです。手羽先に味付きご飯が詰まっていました( *´艸`)店名を覚えておらず恐縮ですが、西安・回民街へお越しの際はぜひ探してみてください。

・その2 自販機にて
さて、ただの旅行ブログになりそうなので、気を取り直して!次はこの自販機の写真。こっちは決済方法を選ぶ画面なので、全て決済に関するアイコンだと思うのですが…
とりあえず、1個ずつ見てみましょう。


京东支付(JDpay・京東ペイ)
京東が提供する決済サービスで、様々な領域の開拓を行い微信支付(WeChat Pay)と支付宝(Alipay)の2強の後を追っているサービスとのこと。
かわいいワンコのキャラクターがいます。


建设银行
中国で最初にクレジットカードの発行に踏み出した国営銀行だそうです。


招商银行
1987年4月8日に設立された、中国で初めての完全株式制の法人企業であり金融最大手の「八行五保」の一行だそうです。
他行との違いは、国際クレジットカード業務に優れている点で、全日空、JCBとの提携カードも発行している、とのことです。


掌上生活
2010年に招商銀行によって出されたモバイルリモート決済などの機能も提供しているアプリです。


苏宁金融(蘇寧金融・Suning Finance)
O2Oの統合と開発を特徴とする金融テクノロジー企業であり、中国の包括的な金融と安価な金融の実現に取り組んでいるテクノロジー金融グループの1つ、だそうです。


和包支付(Hebao Payment)
中国移动(China Mobile)が提供する包括的なモバイル決済サービスで、各種支払いや消費者ローン、ショッピング、オンライン電子名刺の生成、交換、管理など多様なサービスを提供しているアプリです。


手机淘宝(Mobile Taobao)
AlibabaのTaobao、Tmall、Groupbuy Juhuasuan、Fliggyなどを統合して、ユーザーにいつでもどこでも便利でスムーズで完璧なモバイルショッピング体験を提供し、安全なAlipay支払い、その他多くの機能を提供しているアプリです。


翼支付(WingPay)
包括的なモバイル決済サービスとライフサービスを提供するアプリ。支払い、ライフサービス、保険、キャンパスなど、複数の支払いと金融サービスを統合しています。


农业银行(中国農業銀行)
1951年に設立された中央政府が管理する国営の大規模銀行だそうです。


QQ钱包(QQ Wallet)
中国モバイル決済市場においては、微信支付(WeChat Pay)と支付宝(Alipay)の2強には及びませんが、QQ Walletの利用者も3億人以上といわれているため、訪日中国人向けにQQ Wallet決済を導入する日本企業も存在しているようです。イメージキャラクターはペンギンです。


壹钱包(One Wallet)
中国の平安(Ping An)の傘下にあるワンストップの金融ライフショッピングプラットフォームであり、社会生活と金融を統合した「電子財布」アプリ。家族共有が有効になっている場合、最大6人の家族で使用できるそうです。


沃钱包(Wo Wallet)
China Unicom Payment Co.、Ltd.が構築したライフサービスと金融情報サービスを統合したアプリで、チャージ、送金、現金の引き出し、支払いなどが手数料無料でできるそうです。


现金支付
最後は言わずもがなの現金決済。アナログ人間及び現金至上主義者の御用達ツールです。
私は基本これなので、次回訪中する時には電子決済に挑戦してみようと思います・・・

■まとめ
色々なサービスがあることが分かりましたが、銀行系の決済方法に関しては、銀行ごとに提供されているスマホ用アプリを用いた電子決済だと思われます。

いつもの事ながら、取り留めもない記事になってしまいましたが、「そんな物があるんやねー」くらいの、ふんわりした感じでご参考いただければ幸いです。

アドコミではWechatpay、Alipay、LINEpayといった各種電子決済の導入も取り扱いしております。
ぜひQRコード決済、電子導入をご検討の方は、お気軽にご相談ください!

PS:まだまだしばらくは海外旅行に行けなさそうなので、次回のネタはどうしようかなと悩み中です。
そもそも得意なのは韓国語なので、次回は何かお役に立ちそうな韓国ネタを探してお伝えすることが出来れば良いなと考えていますが、どうなります事やら。。

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