不動産広告

2018.04.27

不動産にも効果的!位置情報を活用したスマートフォン広告(その2)

WEBプロモーション・ディレクターの温井(ぬくい)です。
前回のエントリでは、
・フルブラウザのモバイル(スマートフォン)の利用者が増え、移動中にも情報収集が容易になったこと。
・それに伴い新たにユーザーと広告の接点としてモバイルの位置情報を活用した「ジオターゲティング」広告が充実してきたこと。
・この、「ジオターゲティング」広告には、
A:消費者の行動パターンにしたがって広告を送る相手を選別する。
B:消費者が現在どこに居るかを検知しリアルタイムに広告を配信する。
 の大きく2つのパターンがあることお伝えしました。
今回はそのうち、Aの「消費者の行動パターンにしたがって広告を送る相手を選別する」方法について解説していきます。

ジオターゲティング「プロファイル方式」

「消費者の行動パターンにしたがって広告を送る相手を選別する」配信先の絞り込み方を、一般的に「プロファイル方式」と呼びます。
※広告プラットフォームによりターゲティングの名称はさまざまです。

過去、特定の場所~建物などに居たスマートフォンに対して、位置情報の履歴を元に持ち主がどのようなユーザーかを想定して広告を配信します。
設定の方法、詳細度は広告プラットフォームによって違いはありますが、多くは経度緯度、住所などで、そこにある建築物を起点として設定できます。
※経度緯度には高さの概念が無いため、残念ながらテナントビルや複合商業施設などではフロアや特定の場所までは指定出来ません。

曜日、時間帯と立ち寄った場所の位置情報から、行動パターンでユーザーをプロファイルするなんてまるで探偵か刑事のようですが、すでに個人を特定しないかたちでこれらのデータは取得、交換されています。
プロファイリング」とは

プロファイリング(Offender profiling、criminal profiling)とは、犯罪捜査において、犯罪の性質や特徴から、行動科学的に分析し、犯人の特徴を推論すること。

引用:プロファイリング – Wikipedia
では、この配信手法を不動産広告でも活かす場合、どのようなプロファイリングが考えられるでしょうか

不動産広告に活用!

ベビーファミリー層へのアプローチ
住宅購入を検討するきっかけのひとつに、出産や子供の入園、入学があげられます。
住宅金融支援機構が実施している、「民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】」でも、「子どもや家族のため」をきっかけとして検討を始めた層は毎年の調査で常に最多の回答となっています。

このような、世帯形成の変容に合わせた見込み顧客への早期アプローチなら、
・産婦人科やレディスクリニック
・こども園や保育所、幼稚園
・西松屋やアカチャンホンポ、ベビーザらスなど乳幼児用品店
を利用する頻度が高いユーザーに対して子育て環境や設備を訴求するバナーを配信するといったことが考えられます。

通勤・通学メリット享受層へのアプローチ
駅近の物件や、都心へのアクセスに利便性の高い物件なら、沿線利用者を狙って「駅舎」訪問ユーザーを狙ってみる手があります。
いたずらに配信エリアを広げること無く、主要な駅利用者をターゲティング・リマーケティングできれば効率よく配信することが可能です。

通勤時間の長さ、乗り換えの面倒臭さはお父さんの疲労度にかなり影響してしまいますよね(笑)
通勤時間の長さが日々の生活の幸福度、仕事への意欲に影響を与えるという調査結果はいろいろ発表されており、住宅購入において有用なファクターになりえるのです。

職業別(勤務先)ターゲティング
物件の市区郡にある建物の中から、消防署、警察署、市役所、公立学校の建物を狙えばかなりの確率で「公務員」をセグメントすることが可能です。
※もちろん、出入りの業者さんや利用者層が一定の割合で含まれてくることは考えられます。学生・生徒はその年齢層を含めないことで除外ができるでしょう
同じ考え方で「弁護士」「医師」など、ある程度絞り込んだ職業別のターゲティングが考えられますし、この設定を突き詰めれば「物件所在地に近い企業に務めるユーザー」にのみ配信することも不可能ではありません。

住宅購入検討層
このブログをお読みくださっている方なら、
「そもそも、物件の所在地を起点にターゲティングをすればいいんじゃないの?」
と、お考えになられた勘の良い方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、そのとおりなんですが、それならまず「宅配チラシ」や「新聞折込」でプロモーションを行なうべきです。
インターネットからの情報収集が一般化してきているとはいえ、やはり保存性や訴求ポイントの見せ方、デザインの自由度は印刷物に一日の長があり、まだまだ有効な媒体であることは間違いありません。
では、ジオターゲティングを使った「住宅購入検討層」への直接的なアプローチとは、どのようなものでしょうか?

ズバリ「住宅展示場・競合物件のモデルハウスに来訪したユーザーを狙ったターゲティング」です。
競合社のWEBサイトに訪問したユーザーにリマーケティングができればなあ、と考えたことのあるWEB担当者さまは少なくないでしょう。
ジオターゲティングであれば、リアルな位置情報を使用することでよく似た配信ができるかも知れません。
※もちろん、ターゲットには住宅展示場や販売センターの従業員の方も含まれてしまいます。

すでに実際にアクションを起こしている検討ユーザーに対しての広告配信ですので、早期アプローチというよりは比較検討の俎上に乗るための施策にはなりますが、モチベーションの高いユーザーにアプローチすることが出来るでしょう。

最後に

かなり配信対象ユーザーを絞り込むことができるジオターゲティング広告ですが、闇雲に配信するだけではそれほど意味のある手法とは言えません。
物件の特長に合わせた配信プランと、想定ターゲット層に受け入れられやすいクリエイティブが必要です。
また、地域によってはそもそもの想定対象ユーザー数が足りず、配信ボリューム不足になってしまうこともありえます。
アドコミでは、初期段階から物件の特長と狙っていきたい顧客層をしっかりとリサーチし、配信プランをしっかりとお打ち合わせしたうえでジオターゲティング広告を実施しています。
今回のブログで興味をお持ちくださった方は是非お問い合わせください。

今回も、最後までお読み頂きありがとうございました!

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