プレスリリースとは?不動産広告で用いられる配信先の選び方を紹介
不動産広告の手段としてプレスリリースを活用することができます。
プレスリリースとは具体的に何なのか、不動産広告で用いる意義やメリットについて解説します。
目次
- プレスリリースとは?
- 不動産プレスリリースの配信先の選び方
- 不動産プレスリリースの配信先5社比較
- 不動産会社のプレスリリース配信例
- 不動産広告にプレスリリースを活用しよう
- 【編集後記】指名検索されにくい不動産サイトのブランドリフトに
プレスリリースとは?
プレスリリースとは、元々は新聞社などのメディアに対して企業側から情報を発表することを指す言葉です。
しかし、主に文書で発表することが多いため、広報文書を指してプレスリリースと呼ぶこともあります。
プレスリリースを作成するときは、何かしらの新しい情報が含まれていることが不可欠です。
例えば新サービスや新商品、新しい取り組み、イベントなどをプレスリリースで公開することもできます。
また、新しい会社を設立した、新社屋を建てたなどもプレスリリースに適したニュースといえるでしょう。
不動産広告にプレスリリース配信が必要な理由
不動産の広告も、プレスリリース配信が必要です。
例えば新しいマンションや住宅地などを開発したときにプレスリリースで配信すれば、メディアを通して広くニュースを拡散することができるでしょう。
実際にほとんどのニュースはプレスリリースが出発点となり、メディアを介して消費者に届けられています。
つまり、プレスリリースとして発信することで、複数のメディアを同時に活用し、効率よくニュースを広めることができるのです。
不動産広告をプレスリリースするメリット
不動産広告をプレスリリースすることで、次の3つのメリットがあります。
- メディアとの結びつきがなくても情報を拡散できる
- 取材を受けることもある
- ユーザーが直接見ることもある
普段から仲良くしている雑誌社や新聞社があれば、不動産広告の掲載を依頼しやすいでしょう。
また、特に付き合いがなくても、直接不動産広告を持ち込むことで、メディアを通じた拡散が可能です。
しかし、プレスリリースを利用すれば複数のメディアに同時に不動産広告を伝えることができます。
メディアとの直接的な結びつきがなくても、効率的かつ大々的な情報拡散が実現できるでしょう。
プレスリリースから発信された不動産広告を見たメディアが、興味を持ち、取材を行うことがあります。
取材に応じればさらに詳細な内容をそのメディアを通じて広げることができるでしょう。
また、プレスリリース経由で発信された広告をユーザーが直接見ることもあります。
興味を持ってモデルハウスに訪れたり、ホームページを閲覧したりすることもあるでしょう。
不動産プレスリリースの配信先の選び方
プレスリリースの配信を実施している会社は数多くあります。
どの会社から配信しようか迷ったときは、次の3つをチェックしてみましょう。
- 予算に合っているか
- メディアとのリレーションは豊富か
- 不動産広告をよく扱っているか
それぞれのポイントにおいて具体的に何をチェックするのか、詳しく解説します。
予算に合っているか
プレスリリースの配信を実施している会社によって、1本あたりの価格が異なります。
どの程度の効果を期待するのかをまずは決定し、その効果に見合った価格の会社を選びましょう。
プレスリリースの配信を無料で利用できる会社もあります。
しかし、配信先のメディアが少ない、利用できるサービスが少ないなどの注意点もあるので、大々的な広告拡散を狙うなら有料の会社を選ぶほうが良いでしょう。
費用を抑えて、まずはプレスリリースの配信を試してみたいというときは、無料の会社も利用できます。
メディアとのリレーションは豊富か
プレスリリースの会社によって、メディアとのリレーションが異なります。
不動産広告の拡散効果を狙うのであれば、メディアとのリレーションが豊富な会社を選びましょう。
メディアとのリレーションが豊富であっても、プランによってはあまりリレーションを活用できないことがあります。
予算と照らし合わせて、納得できるメディア数との連携が期待できるのか考えてみましょう。
また、メディア数以外にも、SNSの利用有無、プレスリリースの配信先のサイトのPV数、転載先の数、転載先のサイトのPV数も確認することが必要です。
新聞は見ないけれどもSNSは見る、ネットニュースは見るという方も近年は多いので、多方面から効果を期待できる配信先を選びましょう。
不動産広告をよく扱っているか
プレスリリースの会社ごとに得意分野があります。
特に業種を決めずに幅広くニュースを扱っている会社もあれば、特定の業種のニュースを中心的に扱っている会社も少なくありません。
不動産広告の拡散を依頼するのであれば、不動産広告の取り扱いが多いこともチェックする必要があります。
認知拡大を狙う場合でも、元々不動産に関連あるメディアが取り扱っていないのであれば思うような効果は期待できないでしょう。
不動産プレスリリースの配信先5社比較
不動産のプレスリリースを取り扱う配信先5社を紹介します。
それぞれの特徴を開設するので、ぜひ比較して適したサービスを選んでいきましょう。
PR TIMES
PR TIMESは、プレスリリースの配信先としても有数の知名度を誇ります。
実際に上場企業の3割近くが利用しているだけでなく、提携メディア数も1万2,000件以上と多く、掲載した内容を広く拡散することが可能です。
また、記事作成の代行サービスもあり、伝えたい内容をプロの手によってブラッシュアップしたいときにも活用できます。
valuepress
valuepressは登録企業が多く、特に中小企業を中心に広く拡散できるプレスリリース配信先です。
提携しているメディアも1万件以上と多く、高い広告効果を期待できるでしょう。
なお、valuepressではフリープランも実施しています。
まずはどの程度の効果を得られるのか試してみたいときの選択肢にもなるでしょう。
@press
@pressは、ユーザーへの対応の手厚さが特徴のプレスリリース配信先です。
配信する前に記事の校正を実施してくれるので、プレスリリースの記事作成に慣れていないときでも使いやすいでしょう。
なお、配信可能なメディアは7,500件以上です。
DreamNews
DreamNewsは配信料金が定額制で期間内なら何度でも配信できるので、コストを抑えた広報活動を実施することができます。
配信可能なメディア数は7,000件以上と多く、高い拡散効果も期待できるでしょう。
配信前に原稿校正も依頼できるので、初めてプレスリリースを利用する企業にも適しています。
Digital PR Platform
Digital PR Platformは、全国規模の新聞社とも提携しているプレスリリース配信先です。
また、SNSにも注力しており、フォロワー数が多く、拡散力が高い点も特徴といえるでしょう。
新聞もSNSもどちらもターゲットにしたい場合に活用できる会社です。
不動産会社のプレスリリース配信例
不動産業界のプレスリリースの内容は、アンケート結果や新サービス開始のお知らせ、新事務所のオープンなどが大半を占めています。
そんな中でも分譲住宅のご案内や賃貸マンションの竣工などのお知らせも見られます。
今回は、分譲住宅の分譲開始案内と新店舗オープン案内の文章テンプレートをご用意いたしました。
下部のホワイトペーパーに収録しておりますので、ダウンロード下さい。
より詳しい情報は、下記のフォームよりダウンロード出来ます。
不動産広告にプレスリリースを活用しよう
不動産広告にプレスリリースを活用することで、多くのメディアに情報を拡散させることが可能です。
また、メディアからの問い合わせがあれば、さらに詳細な内容を拡散させることができるでしょう。
メディアやSNSを通じて広告を閲覧した消費者からの問い合わせ増も期待できます。
不動産広告の方法のひとつとして、プレスリリースも検討してみましょう。
【編集後記】指名検索されにくい不動産サイトのブランドリフトに
不動産の場合、リスティング広告を使わずにSEOだけで検索順位を上げるのも大変です。
例えば「○×市 新築一戸建」で上位を取るのは非常に困難です。
SUUMOなどのポータルサイトが上位に表示され、先ほどのワードでこの牙城は崩せません。
SEOでの施策としては、他のキーワードと掛け合わすというのが効果的ですが、不動産の場合はキーワードで差別化を図る事が難しいジャンルの一つです。
一番理想的な検索方法としては、ズバリ物件や企業の名前を覚えてもらい、検索窓に入力することではないでしょうか。
このような検索手法を「指名検索」と言います。
指名検索の多いサイトはSEOに強くなりやすい傾向になり、上位検索での表示もされやすくなります。
特に小さな工務店様、地元密着の不動産会社様は、SEOと同時にこのブランドリフトにも力を入れていく事がいいでしょう。
放送媒体でCMを流せば効果は覿面ですが、製作費から編集・放映と様々な作業の費用が嵩み、予算もかかります。
プレスリリースですと1本数万円以下とCMより低予算での配信が可能です。
このようにプレスリリースをSEOと組み合わせブランディングとして使っていく方法が有効です。
私たちは不動産事業のプレスリリース配信文作成実績もございます。是非一度お問い合わせください。