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WEB マーケティング

公開日:2021.03.08 最終更新日:2021.05.21

不動産ブログの書き方ヒント【前編】

こんにちは、島田です。
先日大阪でも緊急事態宣言が解除され、遠方でリモートワークしていた社員も今週からオフィスでの業務を再開、社内もいい意味で賑やかになりました。

アドコミは現在、色々なことに挑戦すべく社員それぞれ動いています。
今では事業再構築補助金に対応できるように準備をしております。

そして同時に私ごとの話になりますが、先日、とあるブログノウハウ本(電子)を見付けて購入しました(kindle日替わりセールで1,200円以上の割引だったんです…)。
で、一度読み込んでみたところ、WEBはあんまり分からないという自分でも理解しやすく、分かりやすく書かれていた本でした。
手前味噌ながら1年前に更新した「コーポレートブログのススメ」もぶっちゃけ「良い出来じゃない?」と思ったけど、その本で「そういう事なのか」と納得することも多く、まだまだ勉強が必要です。
そこで、読書感想ではなく仕事に活かすために!
コーポレートブログのススメ続編として、不動産会社ブログの書き方ヒントをお届けいたします。
もう絶対長くなるの確定しそうなので、複数回に分けていきます。

目次

 

1.ブログは日記ではなく、企業サイト情報のツールとして使う

以前、ブログって今更じゃないかという感想を抱いていた、という話をしましたが、そう感じた要因は、ブログ=日記だと思い込んでいたからです。
だからこそ、ブログよりSNSなんじゃない?と思うし、同じような感覚の方、恐らく多いんじゃないでしょうか。
そもそもブログというのは、覚書や情報などを記すサイトの事をいいます。
今だとアフィリエイトで収益を得て生活をされているプロブロガーさんもいらっしゃいますね。
実はブロガーさんの記事の内容は日記ではありません。情報サイトなのです。
そして我々ネットユーザーは、様々な情報を求めて日々ネット検索をしてます。
その時、貴方は何の情報を求めているでしょうか?書いた人?違いますよね。欲しいのは特定のものに対する情報なのです。
今のご時世、不動産で当てはめるなら「リモートワーク部屋 リフォーム」とかでしょうか。
ブログはそのニーズに応える情報を提供するのが目的です。
そこで会社の情報として記事を投稿する事が、企業サイトの更新となります。
なのに恐らく面識のないであろう人の、関係のない日記のような情報ばかりだと、欲しい情報と違うと思われてユーザーが離脱してしまいます。
でも企業情報として、社員の紹介や会社行事の話をたまに入れてみるのはアリですよ。
ページの離脱
「日記ばっかりでもういいよ!」と離脱されないようにしたいものですね。

 

2.2つのブログタイプ

ブログには大きく分けて二つのタイプがあります。「雑記型」と「特化型」です。

2-1.雑記型

文字通りの雑記タイプです。例えばオープンしたばかりのカフェのメニューが美味しかった話や、趣味の事について語ったり、時事ネタをジャンル構わず書き連ねたり。
まさに日記といった感じで昔のブログはこういったタイプも多かったと思いますし、皆さんブログと言えばこっちのイメージかもしれません。
メリットは色んな情報を書いていけるので、ネタ切れしにくい事。それにより更新頻度が特化型より高くなります。
デメリットは、色んなネタを書きすぎて専門的なサイトとしてGoogleに評価されにくくなる事。
芸能人や著名人の方が日々のブログでアクセスが多いのは、その人そのものが既にブランディングされているから。その方の名前だけで指名検索(サービス名や企業・個人名などを直接入力して検索する事)が得られるのです。
会社が既にブランディング化されており、指名検索を多く得られているなら、このタイプもいいと思います。

2-2.特化型

こちらは雑記タイプとは逆で、何か一つのジャンルの記事を中心にを投稿するタイプです。
当アドコミブログもこちらに該当します。不動産の広告についてのデザイン・実例・チラシ・配布方法・媒体・WEBについてなど、不動産の広告代理店としての情報を投稿しております。
このように何か一つのテーマに対して、とことん掘り下げた専門的でコアな内容の記事を積み重ねていくと、ユーザーにも「ここはこのジャンルに強いところなんだな」と思われやすいですよね。
特化型のメリットとしては、一つのテーマについて掘り下げていく形となるので、結果としてE-A-T(後述します)を意識したサイトとして成長していき、SEOの評価も上がりやすくなります。
デメリットは専門的すぎて、雑記型よりネタ切れになる可能性が上がる事。
いくら専門的に書いたとしても、あまりにも長い間放置しすぎるとどうなるか。
ブログの更新頻度はSEO効果に基本あまり関係ありませんが、新しい情報を持たないサイトとGoogleに見なされてしまって、SEO評価が落ちてしまう事も。
SEO評価が落ちて検索順位が下がらないよう、毎日とまでいかずともコンスタントな更新が求められるのです。
あと、ユーザーが限られてしまいがちです。ゲームの話・音楽の話・野球の話と色々できる雑記型なら、この3つのジャンルどれかに興味があれば見てもらえる母数が増えますが、特化型はそうはいきません。
その代わり、それを閲覧しているユーザーさんの買いたい・調べたいの熱量は雑記型よりも大きいと言えます。


↑ブログの雑記型・特化型のそれぞれの特徴を簡単にまとめた比較表です。それぞれに長所・短所がはっきりしています。

3.Googleの評価を上げる!E-A-Tとは

サイトの検索順位を上げるSEO対策として意識したい言葉が「E-A-T」です。
E-A-Tとは

Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

の頭文字を組み合わせたもので、Googleの「検索品質評価ガイドライン」にて定義されているサイト評価基準の一つです。
(上記のリンクは英語版です)

専門性はジャンル特化されたサイトの事。こちらはあまり説明は要りませんね。
権威性はサイトの内容ではなく、発信者に対しての情報を言います。
ネットショッピングを例にすると、個人で運営する通販サイトより、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの方が知名度も高いので、まずユーザーはその3サイトを調べるでしょう。
バレーボールの情報サイトがあったとしても、ママさんバレーをやっている主婦のブログと元代表選手のブログがあったとしたら、皆さんはどちらを見ようと思いますか?
権威性というのは文字通り、肩書きや資格や経験などを持ったサイトを信頼できると判断する基準なのです。
(とはいえ、必ずしも著名人ばかりが評価される、という訳では無いようです)
最後の信頼性も文字通りです。とあるシャンプーがあったとして、匂いが良いそうです!少ない量で汚れ落ちが良いのがポイントだそうです!とメーカーの宣伝文句並べただけのサイトより、
実際に使ってみて「汚れ落ちも匂いも良かったけど、髪がちょっと軋むような…」と正直にレビューを書いているサイトの方が、ユーザーにとっては参考になる情報。
Googleも後者のレビューを書いた方を評価します。
このように、Googleは3つのポイントも評価していきますので、ブログの記事を作るにしても、ここを頭に置いて書いていきましょう。

三つ星

 

4.不動産会社ブログの価値を上げるためには

以上を踏まえて結論から言うと、とにかく特化ブログとして専門性を上げる!
これに尽きます。
住宅についての記事を多く投下していき、専門性を出してGoogleに評価してもらう。これが検索順位を上げる1番の方法です。
(評価してもらうにはある程度の記事数も時間も要します事をご留意ください)
ですが営業から話を聞くと、お客様からこんな話が出たそうです。

「アドさんは広告屋やからこんな文字いっぱいに書けるんよ!うちらでは無理やわ!」

いえいえ、ちょっと待って!と思いました。
ブログで重要なのは文章の上手い下手ではなく、情報の専門性です。ジャンルについての知識です。
お家のことを良く分かっているのは、多分私たち広告代理店より不動産会社の社員の方達の筈なんです。
そこを出さないなんて勿体ない!
分譲住宅の現場があればその情報を、リフォームをされているのなら、リモートワークに使えるパーティションやカウンターデスクの紹介など、ネタは溢れています。
それらを是非書いていって、お客様に情報を提供していただければと思います。
ブログ投稿

今回は本当に長くなったのでここまでで。
次はもう少し踏み込んだ内容で、ちょっとしたコツをお話し出来ればと思っています。

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