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WEB制作

公開日:2018.02.05 最終更新日:2018.04.04

ホームページの更新について

こんにちは。webディレクターの田中です。

日々のホームページの更新どうされてます?

CMSについて少し突っ込んだお話

CMSとは、Contents Management Systemの略で、日本語に訳すと「コンテンツ管理システム」です。
簡単に言ってしまうと、管理画面からテキストや画像を登録することで、ホームページの制作スキルが
なくてもを更新することができます。

一番有名なのがWordpress(ワードプレス)ですね。
基本的にブログツールですがそれをカスタムして会社サイトなどの
CMSとして使用されています。

一番の利点としてはプラグインの豊富さ。
開発せずに無料でカスタムできるのが最高です。

そんな中、よく比較対象にされる
Movable Typeを取り上げます。

Movable Typeについて

その前にwordpressについて予備知識を書きます。
wordpressの一番の問題はセキュリティ関連。

脆弱性、サイト改ざん、乗っ取り。

wordpressとは切っても切り離せない言葉ばかり
バージョンアップの頻度で対応している感じですね。

世界のCMSシェア率が29.1%なので
狙われるのは当たり前かと思います。

Usage of content management systems for websites
より抜粋

しかも動的ですから

ここからMovable Typeのお話しです。
Movable Typeは、静的なhtmlが吐き出されます。
もしそこに動的なものを組み込まれたとして、動かないんですよね。
htmlだし。

上記の理由からセキュリティ対策としては、ほとんど必要がないんですよね。
やっぱりソコが一番大きなメリットではないかなと思います。

当然、デメリットもありますよ
メリットがあればデメリットもあります。
Movable Typeの場合で考えると以下のデメリットがあります。

基本的に有料
Movable Typeは商用で利用するなら基本的に有料です。

個人での利用や、開発や動作検証としての利用なら、無料で利用できます。
ただ、商用利用だと安くはない金額がかかってくるので、クライアントとの相談になります。
その分、サポートがついていたりと充実はします。

サイト修正やブログ記事投稿時に、再構築をしないと反映されない
wordpressのように動的ではないので、管理画面で修正した内容が即反映されるというわけではありません。

これはMovable Type独特かもしれませんが、管理画面で変更等行った後は必ず再構築が必要になります。
コレをしないとサイトに反映されません。

再構築を行うことで、管理画面の変更内容をhtmlに書き出すので、当然といえば当然なんですが

そして、サイトの規模が大きくなればなるほど、書き出すhtmlのファイルも多くなり、再構築の時間もかかるという悪循環に陥ります。
回避策はあるんですが、少し高度な知識が必要になってきます。

メールフォーム等、動的なシステムは外部で用意するか自作するしかない
htmlファイルなので当然といえば当然ですね。

無料プラグインの数がwordpressに比べると少ない。
これは大きなデメリットです。

まとめ

Movable Typeは
静的CMSかつシェア率が低いため
セキュリティが良い
商用利用が有料である
無料プラグインが少ない

デメリットもありますが
昨今のweb事情を考えるとセキュリティは
大きなアドバンテージだと思いますので
海外からの大きなアクセスが考えられるサイトであれば
導入メリットが大きいと思います。

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