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【ChatGPT】不動産メディアのブログ記事を実際に書いた結果

2023.05.15
認知度UP

皆様こんにちは、アドランス運営事務局です。

今回は何かとネットニュースで話題の『ChatGPT』を実際に使って不動産ブログの記事を執筆しました。

実務に使用できるレベルなのかを実際に当メディアの記事を制作し、チェックします。

当記事を最後まで読むことにより、ChatGPTがどの程度実務に利用することができるのかを理解することが可能です。

不動産のブログを執筆する際に『ChatGPT』は活用できるのかを調査、結果を当記事にてご報告させていただきます。

目次

  1. 『ChatGPT』とは?
  2. ChatGPTを使って記事を執筆
  3. ChatGPTを不動産ブログで活用するメリット
  4. ChatGPTを不動産ブログで活用するデメリット
  5. ChatGPTを活用したブログ執筆の注意点
  6. まとめ:不動産ブログにおける『ChatGPT』利用について

『ChatGPT』とは?


『ChatGPT』とは、与えた命令分に対して、オリジナルの文章を生成する人工知能ツールです。

簡潔にまとめるとチャットボットのようなサービスで、検索機能に近い使い方をすることが可能です。

ChatGPTの公式サイトはこちら

ChatGPTはどうやって使う?


前述のリンクから「TryChatGPT」のボタンをクリックすることで簡単に使用することができます。

本格的に使用する場合は
OpenAIと言われるアカウントを作成する必要があります。

しかし「体験してみたい・試しに」という方はGoogleアカウントの連携等簡単な方法で使用することができます。

ChatGPTは無料で使うことができる?

ChatGPTは無料で使用することが可能です。

ただ、返答のスピードを上げたり、より最新の機能を使うためのサブスクリプションサービスも存在します。

月額20ドルの月額課金を行うことにより最新版のツールを活用することが可能です。

ChatGPTを使って記事を執筆

結論を先に申し上げますと、実務で使用することはできるが、使用には工数がかかる印象です。

今回執筆したのは下記の記事になります。下記の記事の執筆に約2時間程度を要しております。

Z世代の住まいの選びの最新トレンドは?必見のポイントを徹底解説!

この記事の文言は全て『ChatGPT』を活用して制作したものとなっております。

実際に制作した手順をご紹介しますので、活用出来そうでしたらぜひ導入してみてください。

1.ChatGPTアカウントを作成

アカウントを作成することで上記の画面に遷移します。

Googleや各種SNSと連携することで簡単に利用することができます。

今回は無料のアカウントを作成し、無料でできる範囲で実施させていただきます。

2.ChatGPTとのトークを作成

左のタブ「NewChat」をクリックするだけで、AIとのチャットの準備は完了します。

まずはクリックしてみてチャットの画面に進みましょう。

3.質問を投げかける

上記の赤丸で示す枠の中に実際に検索してみたい事項を挿入し、紙飛行機マークを押すことで検索することが可能です。

ここでワンポイントアドバイスなのですが、より具体的に質問を明記することにより、質の高い回答が返ってきやすくなります。

今回は「Z世代の住まい選びの特徴について」の記事を執筆したいため上記のような投げかけを行っています。

4.ChatGPTからの返答を確認

チャットを送信すると数分で上記のような返答がありました。

送った瞬間に返答の入力がスタートされますが、同時利用者が多い時間帯では返答が遅いタイミングがあります。

有料会員になることでこのタイムラグを防ぐことが可能です。

5.まずはタイトルと見出しを決定

ChatGPTを利用して記事執筆を行う場合、いきなり全ての項目を解決するのは難しいです。

各項目を細かく質問する必要があるので、まずはタイトルと見出しを決定しましょう。

6.各見出しごとに文章を作成

次に「タイトル・H2」に該当する文章の作成を行います。

意識して執筆して欲しいポイントを明確に定義することで、それに沿ったテキストとなる場合が多いです。

理想の文章が出来上がるように、しっかりとルール定義を行うことがより良い文章を生み出すコツです。

文字数の指定や、わかりやすくまとめる指示を出さなければ、間延びした文章が出来上がる可能性が非常に高いので、ご注意ください。

最後は人間の目で見て手直し

出来上がった文章は、必ずと言って良いほど文章がおかしな部分があります。

人間の目で見て実際に正しい文章なのか確認を行いましょう。

特に語尾や接続語は誤った表現になることが多いので要注意です。

あくまでも、文章の基盤を作ってくれるツールだと思うと、かなり利用価値はありそうな印象でした。

ChatGPTを不動産ブログで活用するメリット

ここまでChatGPTを活用した手順を解説しましたが、実際に使ってみてわかったメリットをご紹介させていただきます。

1.調査が楽

文章の作成についてはまだまだ難がある状態にはなりますが、さっと調べたいことをそれっぽくまとめることにおいては、人間が作業をするよりも圧倒的に作業スピードが向上します。

うまくAIツールを活用できる人材が社内にいれば、基盤となる文章を作る上で圧倒的な工数削減となることが予想されます。

2.アイデア出しの壁打ちとして最適

自分で考えても煮詰まってしまう項目をChatGPTに相談することにより、すぐに解決につながることがあります。

ネットにある複数の情報をもとに、意見に対するアドバイスを提供してくれます。

戦略面や見出し分に悩んだ際は相談相手として利用すると効率的です。

3.文章の基盤作り・添削

ブログ記事だけでなくHPの文章や、広告文章などの基盤作りとしても非常に優秀です。

世にあるサイトのキャッチコピーをまとめて整理してくれるので、1から考えるよりは非常に時間の節約となります。

また、その作った文章をある程度のルールを設け添削させ、より良い文章に仕上げることも可能です。

ChatGPTを不動産ブログで活用するデメリット

メリットだけではなく、デメリットも存在します。

実際に使ってみた上でのデメリットをご紹介します。

1.ある程度知見が必要

「全てを任せられる」と思うと活用価値を感じられないかもしれませんが、ある程度命令文の出し方や、事前の情報共有を最適化できると非常に使い勝手が良いサービスです。

逆に言うと無知の状態で利用すると、見当違いの文章はおろか、まともな文章が返ってこない事もあります。

事前に活用方法については学習する必要があるため、その学習コストが必要です。

2.丸投げはできない

前述した通り「全て任せる」ことは基本的に難しい印象です。

適宜必要な部分は人間の添削を加え、最適な文章として仕上げる必要があります。

最適な文章を生み出すための土台として考えましょう。

3.最新の情報についてのカバーは難しい

不動産の建材や税制については日々新しいものに変わっていきます。

一方、chatGPTは2023年5月現在において、21年9月以降の情報の収集ができません。

例えば2023年より本格的に開始された制度「こどもすまいエコ事業」の記事をChatGPTを利用して記事を作ろうして、条件について投げかけてみると、このような回答がありました。

このように間違いがチラホラ見受けられます。

不動産会社にお勤めの方ならご存知のことと思いますが、「こどもすまいエコ事業」を受けられる金額や要件などに自治体は関係ありません。子育て世代の家族についての年齢などにも明確な条件が設定されています。

そもそも「こどもすまいエコ事業」は住宅における補助金支給制度で、減税制度ではありません。他の支援サービスや教育プログラムといったものも存在しません。この辺りの内容は誤った情報なのです。

このまま使用すると全くデタラメな情報を流すことになってしまいますので、ファクトチェックを十二分に行う必要があるでしょう。

GoogleのBardなど他のAIチャットでは比較的新しい情報が反映されるものもありますが、時事ネタを扱う際にはご注意ください。

使用する場合はしっかり不動産に知見のある人間の目を通しましょう。

不動産用語についての説明についてなどでは有効ですので、AIの使い所を決めておくといいでしょう。

ChatGPTを活用したブログ執筆の注意点

うまく活用することができれば、便利なChatGPTですが、何点か注意点があります。

下記の注意点を留意し、実際に使用する際に問題にならないように注意しましょう。

1.機密情報の入力は避ける

便利なツールですが、情報漏洩のリスクとなります。

公開から数日後にすぐにニュースとして、取り上げられているレベルでした。

秘密保持契約結んでいる内容や、社内の機密事項は基本的に入力しないことを勧めます。

あくまで表面上の文章制作ツールと割り切ることが大切です。

2.人間の目で添削する

ChatGPTは今現在、文章の制作にまだまだ完璧ではありません。

AIツールになっているので、すぐに改善されていくかとは思いますが、頼りすぎるのは良くありません。

少し面倒な作業にはなりますが、ライターにお願いした場合でも最終チェックをするのと同じで、必ず必要な作業です。

ここを手間に感じてサボってしまうと、リスクとなる可能性があります。

まとめ:不動産ブログにおける『ChatGPT』利用について

今回チャットGPTを活用して当メディアの記事を執筆しましたが、実務で使用するにはそれなりの知見が必要になる印象でした。

執筆の時間も2時間程度用したため、学習コスト・工数を考えるとライターを導入する方が、より効率的と判断いたしました。

私たちは、不動産ブログの執筆代行も行っておりますので、もし尾悩みの方がいればお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

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