不動産広告の折込!効果を高める方法について詳しく解説!
不動産広告を新聞等で折込チラシとして配布することで、購入希望者からのお問合せを増やすことは可能です。
どのようにすれば折込チラシの効果を高められるのか、詳しく見ていきましょう。
また、チラシの種類による期待できる効果の違いについても解説します。
目次
不動産広告の折込チラシは本当に必要?
昨今、業種を問わず広告方法といえば、WEBを介しての宣伝が多くなっています。
不動産広告を配布する方法として、折込チラシは古典的な方法といえるでしょう。
最近では、インターネットを通じて情報収集する人が多いため、宣伝活動もインターネットを通して行うケースが増えてきました。
しかし、実施方法を考えれば依然として折込チラシは効果のある有用な方法です。
インターネット広告と比べるとコストはかかる傾向にありますが、実施する価値のある方法といえるでしょう。
例えば、インターネットは世界に開かれています。世界中からアクセスできるので、うまくいけば何千万という人が広告を閲覧してくれるかもしれません。
しかし、不動産広告のターゲットは世界中の何千万人という人ではなく、その物件を買ってくれる人です。
たとえ数人、数十人と少なくとも、物件に興味を持ち、現地に訪れ、購入するかどうか真剣に考えてくれる人に広告を届ける必要があります。
ターゲットである人に確実に届けることができる新聞の折込チラシに注目してみましょう。
不動産広告の折込チラシの4つのメリット
不動産広告を折込チラシを使って配布するメリットは、ターゲットに確実に届けられることだけではありません。
そのほかにも次の4つのメリットが挙げられます。
- ポスティング不可の物件にも届けられる
- ポスティングより安価なことが多い
- 基本的に1日で配布が完了する
- 戸数が少ないエリアも配布できる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ポスティング不可の物件にも届けられる
マンションの中にはポスティングを禁じている物件も少なくありません。
特に近年はポスティング不可物件が増えています。
しかし、折込チラシであれば新聞と一緒に届けるので、ポスティング不可の物件に住んでいる方にも配布することが可能です。
ポスティングしたいエリア内にポスティング不可の物件が多い場合には、折込チラシを検討してみましょう。
ポスティングより安価なことが多い
ポスティングを委託すると、その広告だけをターゲットエリアの郵便受けに投函するため、人件費がかさむ傾向にあります。
しかし、折込チラシの場合は、複数のチラシを新聞に折込んでまとめて一緒に届けるため、1枚あたりのコストが安価なことが多いです。
費用を抑えて宣伝活動をしたいときにも、折込チラシは良い選択肢となるでしょう。
基本的に1日で配布が完了する
折込チラシは基本的に1日で配布が完了します。
渡したチラシを2~3日以内(エリアによってはもう少しかかります)には配布してくれるので、常にフレッシュな情報をターゲットに届けることができるでしょう。
一方、ポスティングは配布完了までに時間がかかる傾向にあります。
チラシを渡してから7~10日ほどかかることもあり、すでに売却した物件が掲載されているなど、情報が古くなってしまう可能性もあるでしょう。
戸数が少ないエリアも配布できる
ポスティングは戸数が少ない住宅街には対応できないことがあります。
例えば山間部や住宅がまばらにしか存在しないエリアでは、ポスティングを実施してもらえない可能性があるでしょう。
折込チラシであれば、新聞が配布されている場所ならどこでも届けられます。
戸数が少ないエリアにも対応しているので、ターゲットの網羅性を高めることが可能です。
詳しくは、下記の資料ダウンロードよりお問合わせください。
不動産広告の折込チラシの2つのデメリット
不動産広告の配布方法として、折込チラシはメリットの多い方法です。
上手に活用すればローコストで網羅性を高められるかもしれません。
しかし注意すべきポイントもあります。特に注意したいデメリット
としては、次の2つが挙げられるでしょう。
- 新聞を購読していない世帯には配布できない
- 配布エリアを細かく指定できない
それぞれについて詳しく解説します。
新聞を購読していない世帯には配布できない
折込チラシは新聞に折り込んで配布する広告方法です。
つまり、新聞を購読していない世帯には届けることはできません。
特に世帯主が若いと、新聞を購読していない可能性が高いです。
若年層以外にも、普段のニュースはインターネットで入手している方は新聞を購読していない傾向にあるでしょう。
また、新聞を購読していても、折込チラシを1枚1枚すべて見るとは限りません。
チラシはまったく見ないというケースもあるでしょう。
そのような場合には折込チラシは無駄になる可能性があります。
配布エリアを細かく指定できない
折込チラシを配布するのは新聞販売店です。
新聞販売店では折込チラシを新聞の間にはさみ、販売店ごとに定められたエリアの購読者に配布します。
そのため、ターゲットとなるエリアの新聞販売店に依頼すればエリア内の新聞購読者に届けることができますが、エリア内の特定の住所や特定のマンションを指定することができません。
例えば、大型開発で〇〇市××町という住所が新たに作られたとします。この住所だけチラシの配布は避けたいと思っても、細かく指定できないのです。
また、新聞販売店が担当するエリア区分が、配布したいエリアの区分とずれている可能性があります。
配布したいエリアが隣り合う2つ、あるいは3つの新聞販売店のエリアにまたがっている場合は、それぞれの新聞販売店に折り込みチラシを依頼することになり、費用が高額になるでしょう。
複数の販売店のエリアにまたがる場合や、ターゲットエリアを細かく定めたい場合は、ポスティングのほうが向いているかもしれません。
折込チラシとポスティングのそれぞれの費用対効果を計算し、より効率の良い方法で広告を配布しましょう。
不動産広告の折込チラシ!効果を高める方法
不動産広告を折込チラシとして配布するときは、エリアごとの新聞のシェアを見極めることで効果を高めることができます。
例えば全国紙を購読している人が多いエリアもあれば、地方紙のシェアが高めのエリアもあるでしょう。
全国紙のシェアが高めても、どの全国紙が特に高いのかは地域によって異なります。
ターゲットとなるエリアの新聞シェアを詳しく調べ、折込チラシを依頼する新聞を絞り込んでいきましょう。
また、新聞によって購読層が異なる場合には、どの購読者をターゲットとするか選定する必要もあります。
モデルハウスなどに来場してくれたお客さまに「来場のきっかけ」に関するアンケートを実施することで、どの新聞に入ったチラシを見て来ていただいたのかを調べられるかもしれません。
【事例検証】注文住宅会社の場合!
若年層の新聞購読率低下は顕著ですが、2次取得層がターゲットの注文住宅広告の場合はその限りでは有りません。
特にエリアと日時を限定して新築完成内覧会等のチラシを配布して集客する方法は、古典的ではありながらも今だに有効な方法といえます。
具体的な事例として、下記の図(Googleアナリティクス)で示された赤丸で囲まれている伸びは、注文住宅会社様が新聞折込したHPへのセッションの伸びを示しています。
特定のエリアと日時をピンポイント且つ安価で告知し、HPからの来場予約を促進する戦略は立派に現役の施策です。
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