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投稿日
2022/01/21
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Yahoo!広告について解説。特徴やメリット

Yahoo!広告について解説。特徴やメリット
編集者:No.0006

Yahoo!広告は、Google広告と並んで主流となっている日本国内のリスティング広告プラットフォームです。

同じリスティング広告のGoogle広告と非常に似ていますが、それぞれの違いと特徴についても把握しておくことで、より効率のよいWEBプロモーションが実行できます。

今回は、Yahoo!広告における基本情報から、メリット、Google広告との違いなどについてご紹介します。

目次

  1. Yahoo!広告とは
  2. Yahoo!広告掲載開始から運用までの流れ
  3. Web広告(Yahoo!広告)のメリット
  4. Yahoo!広告とGoogle広告の媒体特性の違い
  5. Yahoo!広告を使った不動産広告の配信
  6. まとめ

Yahoo!広告とは

Yahoo!広告には「検索広告」と「ディスプレイ広告」の2種類があります。

検索広告(YSA)

YSAは、Yahoo! JAPANの検索エンジンを使いユーザーが検索を行った時に検索結果の画面上部に表示されるテキスト広告です。

YSAはYahoo!SearchAdsの略なのですが、以前はYSS(Yahoo!スポンサードサーチ)と呼称されていた広告メニューです。

基本的な運用方法はGoogle広告とほぼ同じですが、一部の広告設定や広告配信の拡張のされ方、キーワードのクリック単価が異なる場合があります。

また、広告設定・入稿の際にも、広告テキストに使える文字、文字数が違うなど細かな違いがあるのでGoogle広告の広告テキストをそのまま流用することはできません。

ディスプレイ広告

YSAはYahoo! JAPANの検索エンジンの検索結果に広告を掲載するのに対し、ディスプレイ広告は、Yahoo! JAPANの各サービスサイトやパートナーサイトのサービスサイト、メディアなどにバナー広告や動画広告を掲載できます。

検索広告が、商品やサービスの情報を検索しているユーザーにアプローチできるのに対し、ディスプレイ広告はコンテンツページを訪問したユーザーに広告を表示することができるので、コンテンツが自社の商材とマッチしているようにターゲット設定をすることで、潜在的にニーズを持つユーザーに対して広告を掲載できます。

ディスプレイ広告は以下の広告タイプから選ぶことができます。

  • バナー広告:画像または動画のみを表示する広告
  • レスポンシブ広告:表示するデバイスや掲載面に合わせて、さまざまな形式で掲載できる広告
  • 動的ディスプレイ広告:商品リストの情報を、掲載面に合わせて動的に表示する広告
  • 動画広告:5秒〜60秒の動画を説明文やボタンと合わせて表示できる広告
  • 引用:「Yahoo!広告」

Yahoo!広告掲載開始から運用までの流れ

続いて、Yahoo!広告掲載開始から運用までの流れをご紹介していきます。

Yahoo!広告を掲載する際は、以下の手順で行います。

  • 申し込み
  • IDとパスワードの設定
  • 広告の作成
  • 広告の配信

申し込み

Yahoo!広告を利用する際は、まずはYahoo!広告のサイトを開き、「無料でアカウント開設」ボタンからYahoo!広告に申し込みをします。

申し込みをする際は会社情報の記入が必須となり、「事業形態」「企業形態」「企業形態の位置」「会社名」「運営サイトURL」「業種」などの必須項目を全て入力して申し込みをしましょう。

ちなみに、「運営サイトURL」にて会社名や住所、電話番号の記載がなかったり、誤った情報で申し込みをしてしまうと、Yahoo!広告の審査に通らないので、注意が必要です。

万が一、会社のホームページなどがない場合は、会社のホームぺージ作成または外注から始めてください。

また、Yahoo!広告の審査では広告主が本人かどうか確認するために、書類を用いた本人確認を求められることもあるため、事前に用意しておきましょう。

IDとパスワードの設定

Yahoo!広告の申し込みが完了すると、自分の指定したメールアドレス宛にYahoo!JAPANビジネスIDの確認コードが届きます。

届いたコードを入力し、入力したコードの下にあるパスワードを設定し、最後に「以上の内容で認証する」ボタンをクリックすれば、アカウント開設完了です。

広告の作成

Yahoo!広告のアカウント作成が完了しましたら、早速広告を作成していきましょう!

アカウント開設時に入力したIDとパスワードをYahoo!広告管理画面にて入力後、ログインして広告作成をすることができます。

Yahoo!広告では広告を作成する前に以下の作業を行う必要があります。

  • キャンペーン作成
  • 広告グループ作成
  • キーワード登録
  • 広告掲載文作成

キャンペーン作成

まずはキャンペーンを作成しましょう!

「キャンペーン名」「キャンペーンの予算」「入札方法」「設定方法」を入力し、キャンペーンを作成します。

また、広告を出したい地域や曜日・時間なども自由に決めることができるため、社内でしっかり話し合ってから決めるようにしてください。

全ての項目を入力し終えたら、「保存して広告グループ作成」をクリックして、キャンペーン作成は終了です。

広告グループ作成

続いて、広告グループの作成です。

広告グループの作成では、「広告グループ名」「広告グループ入札単価」の2つの項目を入力するだけで完了します。

キーワード登録

広告グループを作成し終えましたら、続いてキーワード登録です。

広告で出稿したい商品やサービスと関連されるであろうキーワードを決めます。

例えば、不動産の広告を出稿する場合、ユーザーが検索するであろうキーワードをしっかり考え「新築分譲戸建て 探す」「新築マンション 立地」「注文住宅 ○○市 建てる」などのいくつかのキーワードを入札し、保存しましょう。

※Google広告に比べ、「Yahoo!広告のリスティング広告は幅広くユーザーの検索語句にヒットする」というのがWEB広告運用者の間ではよく知られているノウハウで、キーワードの選定・設定もGoogle広告と全く同じというわけにはいきません。

広告掲載文作成

最後に、出稿する広告の広告文を作成します。

キーワード登録が完了すると、広告文の作成画面が表示されますので、「広告の説明文」「リンク先」「表示URL」などを記入して保存を押します。

広告の配信

広告文の作成が終えましたら、広告出稿準備は終了です。

広告配信を始める前に、あらかじめヒットさせたくないキーワードを除外しておきます。

関係ないキーワードを除外することで、広告費などのコストを削減することができ、自社の商品やサービスの見込み客やターゲット層だけにしっかり広告を表示させることができます。

また、広告配信地域を絞ることも重要です。

タグ発行・設置

タグ発行は広告を配信する際に忘れずに行うべき重要な設定の一つです。

広告効果の計測タグをウェブサイトの目標到達ページ(サンクスページ)に設置することで、広告を出稿してから広告経由のCV数や率を計測することができるようになり、掛けた費用に対してどれだけの購買顧客を獲得できたか、どの程度お問い合わせがあったかなどを可視化することができます。

Web広告(Yahoo!広告)のメリット

ここからは、Yahoo!広告やGoogle広告などのWeb広告のメリットをいくつかご紹介していきます。

Web広告のメリットは以下になります。

  • コストが抑えられる
  • 即効性が高い
  • 費用対効果がわかりやすい

それでは、それぞれご紹介していきます。

コストが抑えられる

Web広告は低予算で自社の狙ったターゲットに的確にアプローチすることができます。

Yahoo!広告もGoogle広告も基本的に数千円から始めることができ、あまり広告費をかけられない中小企業や個人事業主でも比較的手が出しやすい媒体です。

またYahoo!広告は、広告がクリックされた場合のみ費用が発生する「クリック課金型」であるため、無駄なく配信することが可能です。

即効性が高い

先ほども紹介した通り、Web広告は自社のターゲットを絞って的確なユーザーにアプローチすることができます。

不特定多数の人間に広告を配信するのではなく、自社の商品やサービスが気になるであろうユーザーに限定して広告を配信することで、それほど時間をかけずに購買促進に繋げることができます。

また、アカウントを作成してから広告配信までに、比較的時間がかからないため、すぐにWEB広告をはじめたい、という場合におすすめな媒体と言えるでしょう。

費用対効果がわかりやすい

Web広告は広告を配信した後にどれだけのユーザーに広告が表示されたか、成果はどれくらい得られたかなどを簡単に確認することができます。

Yahoo!広告とGoogle広告の媒体特性の違い

Yahoo!広告をGoogle広告の主な違いは以下になります。

  • 利用者
  • 広告配信先が異なる
  • 審査にかかる時間

利用者

Yahoo!とGoogleでは年齢層が異なり、40歳~向けの商品やサービスを広告を通して宣伝する場合は、Yahoo!広告に出稿したほうが、ターゲット層にリーチしやすい傾向にあります。

逆に20代~30代の若年層をターゲットにしている場合は、Google広告を利用したほうが、購買促進が期待できるかも知れません。

広告配信先が異なる

Yahoo!とGoogleではそもそもサービスが異なるため、広告配信先が異なります。

Yahoo!はYahoo!JAPANに提携されている配信先に広告が配信され、GoogleではGoogleの提携先であるYouTubeなどのGoogle関連のサイトが提携先となります。

また、Yahoo!広告はMicrosoftの検索エンジン「Bing」とも提携しておりYahoo!広告に出稿した時点でMicrosoft Edgeのトップ画面も配信面として利用することができます。

審査にかかる時間

Yahoo!とGoogleでは広告配信する際の審査の時間が異なります。

Yahoo!広告の場合は3営業日前後で審査が終わるのに対して、Google広告では1営業日以内の審査になります。

また、美容や薬事に関わる商品についての広告(広告テキストやバナー、ランディングページ)の審査についても、Google広告よりYahoo!広告の方がかなり厳しいと考えて間違いありません

Yahoo!広告を使った不動産広告の配信

Yahoo!広告で不動産広告を行う際に気を付けたいポイントを紹介します。

配信エリア

不動産広告の場合、物件の周辺にのみ広告を配信したい、など限定したエリアでの配信を希望される方が多いと思います。

Yahoo!広告でも配信するエリアを絞り込むことができます。ただし、Google広告やFacebook広告などのように、物件の住所をもとに半径を指定してのエリア指定などはできないので、配信できるエリアを事前に確認しておきましょう。

ターゲットについて

Yahoo!はGoogleと比べ、ユーザーの年齢層が比較的高いため、新築戸建やマンションの販売だけでなく、家や土地を売りたいユーザーに対して「土地買取」などの訴求も可能です。

ディスプレイ広告について

ディスプレイ広告を配信する場合、ユーザーが物件をイメージしやすいよう、クリエイティブには物件の外観や内装の写真を広告に用いると良いでしょう。

写真のほかにも間取りなどをバナーに使用すれば、物件の情報をユーザーに届けやすく不動産の広告として効果的です。

また、Yahoo!トップに広告が出せる「ブランドパネル広告」も併せて検討しましょう。

(※ただしブランドパネル広告はYahoo!の認定代理店アカウントと一部のアカウントのみ使える機能ですので、配信を希望する場合は広告代理店などへご依頼ください。)

まとめ

今回はYahoo!広告における基本情報から、メリット、Google広告との違いなどについて解説しました。

予算が許すのであれば、Yahoo!広告とGoogle広告の同時運用してみて、どちらのほうが費用対効果が高いのかを確認してみて予算配分を決めていくのがよいでしょう。

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