【不動産】Instagram広告を用いた集客方法5選

こんにちは。アドランス運営事務局です。
当メディアでは、不動産企業向けの集客術を紹介しております。
今回の記事は、不動産の集客をInstagram広告で強化する実践ガイドです。来場予約を増やすクリエイティブ設計と配信の考え方を、活用アイデア5選とともに解説。Reels中心の見せ方、LPへの導線設計、公式LINEによる追客までを一連の流れで学べます。
ターゲットが多い20〜30代前半の利用動向を踏まえつつ、予算とKPIの考え方、Ads Managerでの計測、Advantage+(自動化)活用のポイントも整理。Instagram運用に悩む不動産企業が、来場CVRの改善と反響数の最大化を目指すための“今すぐ使える”ノウハウを凝縮しました。
Instagramの運用に困っている方にとてはこちらの記事が参考になるかと思いますので、別途ご確認ください。
目次
Instagram広告とは?
Instagram広告とは、Instagramにおける下記に表示される広告となっております。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告とは、投稿後24時間で消えてしまうストーリーズ上に広告を表示させることです。
最大15秒の動画を表示させて配信を行い、投稿の間に表示させることで、自然に広告情報を認知させられます。
日本人は世界と比較しても、ストーリーズ閲覧率が非常に高いと言われています。
これは、日本人の性格の特性上、ずっと残るものよりも限定的な発信の方が気軽に扱えるという点から来ています。
投稿人数が増えるが故に投稿を見る人も多いという状況です。
また、ストーリーズは基本的に、フォローしている人にしか表示されないため、ユーザーからすると、本当に見たい人の投稿だけ見るような形になります。
企業目線で捉えると日本人を対象に販売を行いたい場合は活用価値がかなり高いです。
フィード広告
Instagramにはフィードと言われる項目が存在します。
他のSNSで言うところのタイムラインのような項目で「フォローしている方・自身の趣味嗜好にあったAIからの提案」の2つが表示される傾向にあります。
常日頃アルゴリズムは変化しているので、数日後に変わっている可能性もありますが、根本的に大きく変更されることはないかと思われます。
ストーリーズ閲覧率が高い日本とはいえ、もちろんフィードの投稿もよくみられる傾向にあります。
また、ストーリーズとの大きな違いは、フィードにはフォローしていない項目も表示される点です。
フィードには、もとよりフォローしていない投稿が多々表示されるので、その中に広告が入っていても大きく違和感がないのです。
商材により、どちらが適しているかは変わってくるので、適宜効果検証を行うことが事業の成長の鍵となります。
— 追記:2025年版・Instagram広告の最新アップデート(要点だけ)
・Reels重視の配信設計が引き続き有効。特にReels広告では、UIに被らないよう下部35%に重要要素(テキスト・ロゴ)を置かないのが公式推奨です。視認性とクリック率の低下を避けるため、CTAは中央〜上部に配置しましょう。
・MetaのAdvantage+(自動化スイート)が標準化。自動プレースメントや自動最適化を使うと、学習初期の無駄打ちを抑えつつ成果の出やすい面に出し分けてくれます。
・詳細ターゲティングの取り扱い更新:2025年3月31日以降、一部の詳細ターゲティング除外の扱いに変更が入り、該当キャンペーンには警告バナーが表示されます。運用中アカウントはターゲティング設定の棚卸しを。
Instagram広告と不動産業界の相性は?
Instagramのユーザーに対して不動産の広告を出すのはどうなの?とよくご質問をいただきます。
結論、Instagram広告と不動産業界の相性は抜群です。
Instagramの利用者属性
根本的に、ユーザーはおしゃれな写真を見るため、興味のある分野の知識を養うためにInstagramを利用する傾向にあります。
また、ユーザー属性は10〜20代、30代前半が多く、これからマイホームを持つ可能性が高い世代です。
これらの年代のユーザーを事業ターゲットにしている場合、Instagram広告は相性がいいと思われます。
— 追記:Facebookとの連携で“地域送客”を強化
Instagram単体に閉じず、Advantage+プレースメントでFacebook面も含めて配信すると、地域コミュニティやグループ経由の波及が見込めます。Instagramで興味喚起→Facebookイベントで見学会参加、という二段構えが効きやすい構造です。
不動産のInstagram広告活用アイデア5選
ここまでを通してInstagram広告を利用するメリットを感じてくだされば嬉しいです。
とはいえ、実際に何を実施すればいいの?と思う方も多いと思うので、一例として施策を共有させていただきます。
アイデア①:来場予約を募る広告配信
不動産業界でよく活用されるのは、来場予約を獲得するために実施する広告運用です。
モデルハウスや展示場への来店を促すにあたり、1物件の魅力を訴求するクリエイティブが制作されることが非常に多い現状です。
訴求ポイントととしては下記のような項目が挙げられます。
・駅からの距離感の記載
・物件の外観や内観がイメージできるような写真orパース
・金額
物件に興味を持つポイントとして上記のようなフレーズを入れることは必須になるでしょう。
そのポイントを含んだクリエイティブから来場予約へ繋げられることが多いです。
アイデア②:広告配信からLPへと遷移
こちらはアイデア①をより派生させ、来場予約のコンバージョン率を高めることへとつながります。
来場予約へつなげるためのステップとして「広告配信」から「LP」へ遷移させる方法があります。
LPとはランディングページ(以降:LP)と言われるページであり、簡潔にお伝えすると、来場予約を獲得した物件のより詳細な情報を記載したページとなります。
実際に私たちの制作したランディングページもございますので、ご参考にしていただけますとさ幸いです。
広告配信の後にLPを挟むことによって、来場予約を獲得できる割合が向上する可能性があります。
LPの役割は物件の詳細をよりわかりやすく、よりイメージしやすくすることです。
広告配信のクリエイティブにおいて、得られる情報はごくわずかです。
そのままでは来場予約に至らないような顧客に対して、より詳細なイメージを吹き込んであげることにより、コンバージョン率は上がりやすくなります。
簡潔に伝えると「イメージが伝わらなくて取りこぼしていた層をよりモチベーション高く来場予約に繋げられる」ことに重きを置いた試作となります。
事例③:広告配信から公式LINEへと遷移
アイデア②と非常に近い施策となります。
LPに流入させ、来場予約を獲得する方法ももちろんなのですが、それ以上にお勧めできる施策が、公式ラインへの遷移となっております。
不動産業界における公式ラインの活用については後日別記事にて公開予定となっております。
簡単に公式ラインの役割をご紹介すると、下記の通りです。
・興味のある顧客のリスト化
・ステップ配信により、交流機会の形成
・メルマガに比べ開封率が格段に高い
プッシュ型で通知することができるようになることが非常に魅力的なサービスです。
また、自動的にステップ配信を行うことができるので、運用コストを下げつつ、顧客のナーチャリングを同時に行うことができます。
結果として、来場予約へのハードルがかなり下がる傾向にあります。
— 追記:不動産×Reels広告で成果を伸ばす“見せ方”のコツ
・冒頭1秒で結論提示(価格帯/最寄駅/来場特典など)。その後に内観・動線・日当たりをテンポ良く。
・9:16の全画面前提で、テロップは大きく・短く。下部35%を安全余白にしてCTAと競合しない構図に。
・「駅→エントランス→LDK→主寝室→バルコニー」の時系列導線にすると保存・シェアが伸びやすいです。
— 追記:計測と最適化の基本(Ads Managerの使い所)
・LP遷移はUTMで流入源を切り分け、Ads Managerのレポートで面別・クリエイティブ別の成果を確認。保存率・再生完了・LP到達・来場予約でファネルを分解します。
まとめ:不動産業界のInstagram広告運用について
今回の記事を通してInstagram広告について、少しでも理解が深まれば幸いです。
私たちはこれまでの不動産業界との取引事例から、クライアントにあった最適な提案を行うことが可能です。
・Instagram広告を運用したいと思っている
・集客手段としてInstagram広告に興味を持ったが正解かわからない
上記に当てはまる方は是非一度お問い合わせよりご連絡ください。
貴社の売り上げ向上を目的とした、最適なご提案を準備させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
広告について、少しでも理解が深まれば幸いです。
私たちはこれまでの不動産業界との取引事例から、クライアントにあった最適な提案を行うことが可能です。
・Instagram広告を運用したいと思っている
・集客手段としてInstagram広告に興味を持ったが正解かわからない
上記に当てはまる方は是非一度お問い合わせよりご連絡ください。
貴社の売り上げ向上を目的とした、最適なご提案を準備させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
— 追記:小さく始めて成果を出す「Advantage+」活用ガイド
Advantage+(アドバンテージプラス)は、Metaの自動最適化スイート。学習初期から成果の出やすい面とオーディエンスに配信を寄せてくれるため、少額テストに向いています。
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使いどころ:予算が限られる初期段階/配信面の当たり外れを機械学習に委ねたい時。
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設定の要点:キャンペーン作成時に「Advantage+」系のオプション(プレースメント/オーディエンス/クリエイティブ)をオンに。推奨:プレースメントは自動。
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注意:2025年は詳細ターゲティング除外の扱いに変更がありました。既存配信は設定を棚卸ししてください。
— 追記:予算とKPIの考え方(来場CVRからの逆算)
例:月に来場20件が目標、LP来場予約率10%、広告→LP遷移率20%の場合、
必要クリック=200、必要インプレッション=クリック率1.0%なら20,000。
この逆算をしたうえで、Reels中心にインプレッションを確保→LPでの説得→LINEでの追客という役割分担を決めておくと、評価がブレません。計測はAds Manager+UTMで統一。
— 追記:FAQ(構造化データ対応を推奨)
Q1. Reelsとストーリーズ、どちらを優先すべき?
A. 初動の到達と保存を取りに行くならReelsを基軸に。ストーリーズは来場案内や残席告知など“直近の行動喚起”に強い。両輪運用が基本です。公式ガイドでもReelsのベストプラクティスが更新されています。
Q2. クリエイティブで最初に直すべき1点は?
A. 下部35%の安全余白を確保し、CTAや価格・駅分数は被らない位置へ。テロップは短く大きく。
Q3. まずは少額で回したい——設定は?
A. キャンペーンはAdvantage+で自動化、学習が進むまでクリエイティブ案を2–3本並走。週次で面別・フォーマット別の実績を見て寄せます。
Q4. 測定は何を見る?
A. 面別のCPM/CTR/LP到達/来場予約でファネル化。Ads Managerのカスタム列と命名規則(UTM)で、後からでも比較できる状態に。
更新情報(最終更新:2025年9月)
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Reels広告のUI安全余白(下部35%)の注意点を追記。
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Advantage+活用ガイドを追加(自動プレースメント推奨)。
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詳細ターゲティング除外の扱い変更(2025/03/31)に関する注意喚起を追記。
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計測・レポート(Ads Manager)の基本を追記。