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広告代理店から見た不動産業界における「追客」とは

15年前は新聞折込チラシや看板等が主流でしたが、新聞購読者の減少に伴いポスティングへと移行し、現在ではWEBサイトが中心となっています。この変化に伴い、「追客」(見込み客へのフォローアップ営業)の方法も大きく変化しています。

不動産購入は人生における重要な高額決断であり、多くの場合、複数回の検討期間を要します。従来は電話や訪問による積極的な追客が一般的でしたが、現在は以下の理由でそれが難しくなっています:

  1. 個人情報保護への意識の高まり
  2. しつこい営業活動への警戒感
  3. インターネットによる物件比較の容易さ
  4. 悪評が広がるリスク

そのため、多くの不動産会社は「しつこい勧誘はいたしません」という姿勢を明確にし、メールでの穏やかなフォローやメールマガジンの配信などに留めています。

この状況下で重要となってきているのが、以下のような営業支援ツールです:

  1. 充実したWEBサイト
  • 物件の魅力を効果的に伝える
  • ユーザビリティの高さ
  • 会社の信頼性を示す
  1. 必須の営業ツール
  • 会社案内:信頼性をアピール、定期的な更新が必要
  • コンセプトブック:物件の特徴と暮らしのイメージを訴求
  • プランニングブック:詳細な図面と具体的な暮らし方の提案
  • 設備・仕様書:標準仕様やアフターサービスの説明
  • タウンガイド:周辺施設や生活環境の情報提供

これらのツールは紙媒体とWEBの両方で提供することが重要です。特にWEBサイトでは、会員登録者限定でのダウンロード機能を設けることで、確度の高い見込み客の情報を獲得することができます。

このように、積極的な追客が難しい現代において、適切なツールの準備と活用が不動産販売の成功に不可欠となっています。お客様の購買判断を支援し、自然な形で購入決定へと導くための総合的なアプローチが求められているのです。

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