こんにちは。アドランス運営事務局です。
今回は企業がお持ちのホームページや、Webサイトにて活用可能なブランディング方法の1つである「SNSボタン・ソーシャルボタン」についてご紹介します。
GoogleやYahooなどの検索エンジンと比較すると、近年若い年代を中心に話題を呼んでいるSNS。今やそのSNSを活用しない集客術は時代遅れとも言われるほど影響力があるのが事実です。
SNSをうまく活用することにより、これまでの主流となっていたリード獲得方法とは1風変わったプロモーションを実施することが可能です。
現状で実施できている不動産企業も少なく、穴場と言われる集客方法になることは間違いありません。(もちろん不動産以外の企業にも活用可能です。)
今回はそんなSNS集客の1つである「SNSボタン・ソーシャルボタン」とは何なのか、そしてそれをうまく活用する方法をご紹介いたしますので最後までご覧ください。
目次
SNSボタンとソーシャルボタンの違いを正しく理解しよう
SNSと一重に表現していますが、SNSには様々なノウハウがあります。
その中でも今回は顧客との接点となりうる「SNSボタン」についての解説をさせていただきます。
SNSボタンってどれだけ種類があるの?
SNSボタン(ソーシャルボタン)の種類の多さについて、混乱したことはありませんか?
まず、SNSの種類自体の多さもさることながら、さらに各SNSによって「いいねボタン」「シェアボタン」など、提供されているボタンが様々なので、混乱する方が多くなってしまいます。
SNSボタンが沢山あってどれをどこに設置するのか「決めかねている・よくわからない」と思う方が増加傾向にあるのが現状です。
この記事を読んだあと、SNSそのものやソーシャルボタンに対しての理解を少しでも深めていただけますと幸いです。
今回はWeb集客に強い3大SNSとしてFacebook、X(旧:Twitter)、LINEのソーシャルボタンを中心にお伝えさせていただきます。
SNSボタンとは?

上記のようなHPやLPなどの下層などに設置されているSNSへの拡散や、流入のボタンのことを「SNSボタン」と呼びます。
SNSボタンは、主にブログやニュースサイトなどのメディアサイトに設置するのが一般的です。
ユーザーは設置されたページから直接SNS上でアクションを起こすことが可能となっております。
逆にこれらのボタンを設置していない場合「拡散したい」と思ってくれたユーザーの気持ちに答えきれず、機会損失となる恐れがあります。
シェアをしてもらえることができれば、シェアした方のフォロワーに拡散されるので、倍々に拡散されていく可能性があります。
例えば、記事の最後にボタンを設置することで、記事に対する感情が新鮮なうちに記事の共有を促すことができるのが、拡散効果におけるポイントでもあります。
また、ボタンの種類によって起こせる行動が異なるので、ターゲットに合わせた設置ボタンを選ぶことも重要になります。
より効率的な拡散ができるよう、それぞれのSNSが提供しているボタン機能(ボタンの種類)をきちんと把握する必要があります。
しっかりとボタンの特性を理解して、よりよい設置(選択)を行い、フォロワーの増加・リード獲得をしましょう。
ソーシャルボタンとは?

皆さんは「SNSボタン」と聞いて、どんなボタンをイメージしますか?
おそらくパッと思い浮かぶのが、Webサイトのトップページや、ヘッダー・フッターで見かける各SNSのロゴの入った丸いアイコンなどではないでしょうか。
これは「各SNSアカウントのホームへのリンク設置」で、事実、WEBサイトにおいて一番頻繁に目にする形の基本のSNSボタンと言えるかと思います。
実は上記のようなリンクは厳密には「ソーシャルボタン」と表現されます。
「SNSボタン」というざっくりした言葉には、上記の役割を持ったボタンと、「ソーシャルボタン」とが一般的に、混在している状態かと思われます。
そもそもSNSボタンを設置する理由は、SNS上でわざわざ公式アカウントを検索してもらうというのは、なかなかハードルの高いユーザーアクションを解決するためです。
ワンクリックでSNSの公式アカウントページへ飛べるようにしておくことにより少しでも流入を増やそうとするのが「SNSアカウントのホームへのリンク」ボタンです。
SNSに対する基本的な導線として周知されているかと思います。
SNSボタンの種類とそれぞれの効果を比較解説
SNSボタンには多くの種類がありますが、特に不動産サイトや企業ブログなどでよく使われるのは「Facebook」「X(旧Twitter)」「LINE」の3つです。
すべてを把握する必要はありませんが、主要SNSごとのボタンの特徴と効果を理解しておくことで、より効果的な拡散設計が可能になります。
FacebookのSNSボタン
Facebookといえば「いいね!(👍)」ボタンが象徴的ですが、2021年1月のリニューアルで「フォロー」に一本化され、ページそのものへの「いいね!」機能は廃止されました。
ただし、投稿への「いいね!」や「シェア」は引き続き利用できます。
代表的な3種類は以下のとおりです。
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いいね!ボタン
コンテンツを気に入ったことを示し、友達のフィードにも投稿を拡散できるボタン。
設置時に「シェアボタンを追加」にチェックを入れると、「いいね!」と並んで「シェア」も表示できます。 -
シェアボタン
コンテンツURLとコメントを添えて投稿できる機能。ユーザー自身の言葉で発信されるため信頼性が高く、拡散効果が強いのが特徴です。 -
フォローボタン
クリックするだけで指定アカウントをフォロー可能。継続的な情報発信の接点を作る役割を持ちます。
X(旧:Twitter)のSNSボタン
X(旧Twitter)は圧倒的な拡散力を持つSNSです。1つの投稿が多くのユーザーにリツイートされる仕組みのため、話題化(バズ)しやすい点が魅力。
代表的なボタンは以下のとおりです。
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ツイートボタン(Share Button)
クリックで別ウィンドウが開き、記事タイトルやURLを添えてタイムラインに投稿可能。
ユーザーのコメント付きシェアができるため、口コミ的な信頼性を得られます。 -
フォローボタン(Follow Button)
ワンクリックでアカウントをフォローできる最も手軽な導線。投稿頻度が高いアカウントほど設置効果が大きいです。 -
@ツイートボタン(@Mention Button)
指定アカウント宛に@ツイートを送信できるボタン。お問い合わせページに設置すれば、気軽な質問・要望受付ツールとしても有効です。 -
ハッシュタグボタン(Hashtag Button)
特定のハッシュタグを含む投稿を促すボタン。キャンペーンLPなどで設置すると、ユーザーが投稿しやすくなりUGC生成にもつながるでしょう。 -
メッセージボタン(@Message Button)
特定アカウントへのダイレクトメッセージ送信を可能にする機能。
サポート・相談窓口としての導線強化にも役立ちます。
LINEのSNSボタン
日本国内で最も利用率が高いSNSがLINEです。
他のSNSと比べても開封率が非常に高く、顧客との距離が近いチャネルとして注目されています。
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LINEで送るボタン
Webページやブログ記事をLINEの友だち・グループへシェアできるボタン。
クローズドな関係で共有されるため信頼度が高く、リピートユーザーを増やす効果があります。 -
友だち追加ボタン
ワンクリックで「LINE公式アカウント」を友だち追加できるボタン。
スマートフォン閲覧の多いサイトでは必須レベルです。
(2019年4月18日、「LINE@」は「LINE公式アカウント」に統合)
▶︎ 参考:LINE公式アカウント公式サイト -
いいね!ボタン
LINEのホーム・タイムラインに投稿され、友だちにも情報をシェア可能。
ライトな共感シェアを促す導線として効果的です。
SNSボタンの効果を最大化する設置位置とデザインのコツ
SNSボタンを設置するだけでは成果は出ません。
ユーザーが「シェアしたい」と思った瞬間に自然に目に入る位置とデザインを意識することで、クリック率・拡散率を何倍にも高められます。
1. 効果的な設置位置の基本
SNSボタンを置く位置は、ユーザー行動を踏まえて決めることが大切です。
特に以下の3つの配置パターンが効果的です。
① 記事タイトル下(導入部分)
閲覧直後に「この記事、あとでシェアしたい」と思わせる導線。
記事の印象が新鮮なうちにクリックされやすい傾向があります。
② 記事本文の最後(CTAの直前)
読後の満足度が高いタイミングでシェアを促すのが最も自然です。
「この記事が役に立ったらシェア!」など文言付きで設置するとクリック率が上がる傾向にあります。
③ 画面固定サイドバー(追従型)
スクロールしても常に表示される“フローティングボタン”形式。
長文記事やスマホ閲覧ユーザーに特に有効です。
2. デザインの工夫でクリック率を上げる
ボタンの色・サイズ・余白・文言によって、ユーザーの行動は大きく変わります。
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ブランドカラーを保ちつつ、SNSカラーを活かす
Facebook=青、X=黒、LINE=緑など、各SNSのカラーを識別できるように配置することで、視認性が高まります。 -
余白と配置のリズムを意識する
ボタン同士の間隔を詰めすぎず、**タップしやすい余白(8〜12px以上)**を確保。特にスマホ閲覧では誤タップ防止が重要です。 -
誘導文言をつける
「この記事をシェア」「友達に紹介する」など、動詞を使った能動的フレーズはクリック率を高めます。 -
アニメーション・ホバー効果
マウスオーバーで色が変わる・軽く浮き上がるなどの効果を加えると、ボタンが“押せるもの”として認識されやすくなります。
3. PCとスマホで配置を最適化する
SNSボタンのクリック率は、スマートフォン経由のほうが2〜3倍高いと言われています。
そのため、レスポンシブデザインで次の点を意識しましょう。
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スマホではボタンを縦並びにしてタップしやすく。
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PCではタイトル下+サイドバーの併用が効果的。
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追従型を採用する場合は、閲覧の邪魔にならないサイズを心がける。
4. シェア分析と改善を繰り返す
SNSボタンは“設置して終わり”ではなく、データに基づく最適化が必要です。
Google AnalyticsやSNS連携ツールを使って、
「どの位置のボタンが最もクリックされているか」「どのSNS経由が多いか」を定期的にチェックし、改善を重ねましょう。
まとめ:SNSボタンを戦略的に設置してSNS流入を増やそう
今回は各SNSが提供する様々なボタンをご紹介しました。
SNSボタンについて理解はできましたか?
ソーシャルボタンの設置は単に多ければいいというわけではありません。むしろ厳選したボタンを最低限設置する方が効果的な場合もあります。
やみくもに設置せず、そのWEBサイトや投稿記事の閲覧者(ターゲット)に合ったSNSを決定し、最適なボタンで設置することがポイントです。
中でも今後LINEのソーシャルボタンの設置が集客により多くの効果をもたらす存在になってくることが予想されます。
スマートフォンの普及に伴い今や多くの人がLINEの使用ユーザーは上昇傾向です。
スマートフォン、ケータイ所有者のうちLINE利用率が81.1%、全世代でLINEの利用率は他のSNSよりも高く、10~30代で9割が利用しているというデータも出ています。
- スマホ・ケータイ所有者のうちLINE利用率が81.1%。
- 全世代でLINEの利用率は他のSNSよりも高く、10~30代で9割が利用。
- 10代ではTikTokの利用率が3割を超え、Facebookの利用よりも高い。
企業はLINE(公式アカウント/旧LINE@)を通じて利用者に対しさまざまな取り組み・運用をし始めているのだと感じました。
より身近な存在としてダイレクトなコミュニケーションを取ることができるSNSの存在は、今後ますますWEB制作において拡散の役割を担ってもらう切っても切れない強力な結びつきとなっていくのでしょう。
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