【活用事例】不動産業界の公式LINE活用方法のメリット7選を徹底解説!
こんにちは。アドランス運営事務局SNS担当の松岡です。
今回は不動産における公式ラインの活用方法を解説致します。
結論を先にお伝えすると、不動産業界と公式ラインの相性は抜群です。賃貸・注文・分譲、リフォームなどの施工など、どの点に置いても有効的に活用することができます。
今回は実際に活用事例を踏まえながら公式ラインのメリットやデメリットに触れていきますので、ぜひ最後まで見ていってください。
また、私たちは公式ラインの構築・運用代行も行なっており、全てを丸投げすることも可能です。自社で公式ラインの運用を回す自信がない方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
目次
- 不動産業界でのLINE活用とは?
- 不動産におけるライン活用の目的は?
- 不動産業界でライン公式アカウントを活用するメリット7選
- 不動産業界でライン公式アカウントを活用するデメリット7選
- まとめ:不動産業界における公式LINE運用
不動産業界でのLINE活用とは?
不動産業界でLINEは使われてる?
不動産業界で公式ラインが活用されるシーンは徐々に増えてきています。
実際に私たちも公式ラインを活用しており、不動産のDX施策に悩む企業様に向けた情報発信をしています。
また、下記の業種のどこ分野でも有効活用できる場面が多く、不動産においての活用価値は非常に高いと考えています。
- 賃貸などの仲介業者
- 新築・分譲・注文住宅販売
- 設計、建築・施工
- リフォーム業者など
あなたの業者に合致するものがあれば、公式ラインの利用によるメリットは十分に感じられるはずです。
不動産業界と公式ライン活用の相性は?
公式ラインは顧客の情報を取得することと、プッシュ型で連絡を送ることに長けているため、不動産業界との相性はかなり良いです。
賃貸の場面で例を挙げるとするのであれば下記のようなステップを全て自動化することが可能です。
- 顧客の来店(公式ラインの追加)
- 顧客情報の入力(個人情報やお仕事情報)
- 内覧の日程調整
- 内覧前のリマインダー送付
不動産におけるライン活用の目的は?
コンテンツ購入者数の増加
商材販売のナーチャリング(教育の過程)を公式ラインが担うことができます。
1つの商材を時間をかけて訴求していくため、販売につながる可能性が、通常の営業だけに比べて格段に高くなります。
クロスセルによる客単価の向上
1つの商材を販売することに強みのあるLINEですが、それを複数シナリオ組むことで、クロスセル的に販売をすることが可能です。
例えば注文住宅に興味を持っている人に対して、施工数年後にリフォームの案内のメッセージを送るなど、客単価をあげる施策とすることが可能です。
業務の効率化
通常、営業→顧客訪問→契約の流れが必要な販売過程をラインひとつで対応できるようになります。
それにより従業員のリソース不足解消や、業務効率向上など非常に非常に有効的な施策となり得ます。
不動産業界でライン公式アカウントを活用するメリット7選
公式ラインのやり取りで営業の一部が自動化
公式ラインを導入することで、営業の過程の一部を自動化することができるとともに、ナーチャリング(顧客の教育)までこなすことができます。
それにより、自社社員が担当する頃には、購買意欲の高い顧客が自然と集まり、コンバージョン率が高くなります。
端的にいうと、無駄打ちの営業が少なくなるため、効率的に営業活動ができるのです。
24時間自動で顧客と連絡できるツール
公式ラインの醍醐味は、会社が営業日以外であったとしても、自動で対応してくれるところです。
一度構築し、シナリオを組んで仕舞えば、1週間程度かけて自動で営業を行うツールとなるので、休みの期間であったとしても、休まず対応してくれます。
顧客との親密度向上や、信頼度アップに一躍買ってくれるはずです。
公式ラインの導入で成約率UP
公式ラインの導入により下記のような問題を即座に解決できます。
- 公式ライン問い合わせがあったが、すぐに対応できず熱量が下がってしまっていた。
- 問い合わせがあったが連絡した時には他店で決めてしまっていた
- 折り返し連絡したが電話に出てもらえない
これらの問題がなんの手間もなく解消されるのは企業にとって非常に喜ばしいポイントなのでではないでしょうか。
顧客に対してプッシュ型で連絡が取れる
一度取ったリストに対してこちら側から連絡を送ることが可能です。
他のSNSの運用では取りこぼしてしまうようなそうに対して、再度アプローチできるため、思わぬ形でコンバージョンにつながることもあります。
定期的な連絡や、キャンペーン情報の送付により、購買意欲を高めることができるのが強みです。
メルマガに比べて圧倒的に開封率が高い
現在も販売の手法として根強く人気なメールマガジンですが、公式ラインはその現代版と言っても過言ではありません。
メルマガの開封率は3%に対し、LINE公式アカウントの開封率は60%、その差は20倍とも言われています。 そのため、メルマガからLINE公式アカウントに切り替えるだけで、メッセージの到着率を上げることができます。(引用:株式会社Liny)
アンケートやフォームで情報収集
顧客へ対してアンケートや回答フォームを送付し、情報を収集することが可能です。
営業の対応に関するアンケートや、引っ越しに必要な情報などを事前に回収することができるのは非常に有意義です。
それを元に業務改善や、対応マニュアルの修正など、活用方法は多岐にわたります。
カレンダーを活用した全自動予約ツール
Googleカレンダーと連携して、予約ツールを作ることができます。
これにより、ラインにさえ追加してもらうことができれば、教育→自動アポイントメントまで一気通貫で対応可能です。
これまで営業でリソースを割いていた営業事務的な動きが全て自動化されるのは大変魅力的です。
不動産業界でライン公式アカウントを活用するデメリット7選
ラインを使ってない人にアプローチできない
現在はラインを使っていない人の方が少ないとは思いますが、ラインを使っていない人も存在するのも事実です。
また、企業を対象に運用される場合は、会社としてつながるのではなく、担当者とつながるため、届けたいそうに届かないパターンも想定されます。
しかしそれをとっても日本人にとってLINEは生活の一部となっているので、大きな損失にはならないでしょう。
ガラケー利用者への訴求ができない
前述の項目と似たような形で、ガラケーユーザーへのアプローチも難しくなってしまいます。
ただ日本人のスマホ利用率は96%を超えていると言われているため、大きく問題にはならないかと思います。(引用:モバイル社会研究所)
気軽に追加できる分ブロックされやすい
公式ラインを活用する企業が増えてきたこともあり、追加までの参入障壁は極めて低いのが現状です。
しかし、公式ラインからのやり取りや、プッシュ型で毎日届くメッセージに嫌悪感を抱きブロックされやすくなります。
ここの部分は運用していく中で視聴者の反応を見ながら、ブラッシュアップしていくことで限りなく、確率を低めていくことが可能です。
また、ブロック自体は健全な反応であり、それを上回るペースで広告などから流入を得ることが大きな目標でもあります。
文字数や配信数に制限がある
メルマガなどであれば文字数制限はありませんが、ラインの文章量には下記のような形で上限があります。
- 通常メッセージ…1吹き出しで1500文字
- 挨拶メッセージ…1吹き出しで2500文字
あまり多くない文字数と感じるかもしれませんが、ラインは細かくコミュニケーションを取るツールになるので、上限マックスまで使うシーンはそれほど多くありません。
どちらかというとメッセージ送付数の方が問題視されることが多く、数が増えるだけ従量課金していく必要があります。
公式ラインの運用には、サブスク型でメッセージ送付する形を取る必要があるのです。
一度メッセージをくれた方へしか送れない
公式ラインの一番の強みと言っても良いプッシュ型通知ですが、通常何かしらのアクションをしてくれた人にしか連絡を送ることができません。
例えばスタンプの送付やアンケートへの回答、何かしらのメッセージを受信しないとせっかく友達登録してくれても、こちら側からその人の情報がわからないのです。
飲食店などでたまにライン追加で「〇〇プレゼント」のような記述がありますが、その後アクションがなければ、こちらからラインが送れないので、無駄なリストになってしまいます。
その点も踏まえた運用やキャンペーンを行っていく必要があるのです。
構築に時間と費用がかかる
通常構築を行うとかなりの工数を必要とします。下記のような作業が発生しますが、知識なくいきなりスタートしようと思うと、その後の最適化も含め1〜6ヶ月ほど余裕でかかってきます。
- 構築のための学習
- 構築
- 実施テスト
また、それだけの期間を要するので、費用もそれなりにかかってきます。
相場は下記のような形です。
- クラウドワークスのような個人…5万円程度
- 知識、実績のある個人…30〜50万円程度
- 企業…30〜150万円程度
私たちはその価格のちょうど間で、本格的な公式ラインを制作することが可能です。
詳細が気になる方はお気軽にご相談ください。
運用に手間がかかる
公式ラインを構築してからありがちなのが、結局有効活用できないことです。
お金をかけて構築しても顧客に対するアプローチ手段がわからなければ、全くの無意味です。
また、実際にプッシュ型で連絡を送付したとしても、それが成果につながるかは、内容によって大きく左右されます。
どの行動が反応率が良く、より好まれるものなのかを効果検証していく必要があるのですが、知識のない状態ではまずできないでしょう。
まとめ:不動産業界における公式LINE運用
最後まで当記事を読んでいただき誠にありがとうございました。
公式ラインが不動産でも活用できるということが少しでも伝わることを願っております。
私たちのメディアでも実際に公式ラインを運用し、顧客とのやりとりを自動化しています。
その結果、業務の効率化や、リソース不足の解消など、デメリットを踏まえても恩恵があると考えています。
私たちは、公式ラインを実際に構築してみたい方や運用したい方に向けたサービスも準備しています。運用してみたいけど、やり方がわからない方などはぜひお気軽にご相談ください。